全国高等学校野球選手権大会、3回戦の明秀日立(茨城)vs仙台育英(宮城)を見た。
2人のピッチャーを、野手と兼用で出場させている明秀日立の戦い方を見たかったからである。
先発ピッチャーが途中でライトに移動、ライトがピッチャーとしてマウンドに立つ。
これを繰り返す事もある。
偶然、茨城県大会決勝をテレビで見たが、これが甲子園でどこまで通用するのか見てみたかった。
結果的には、充分通用する事が分かった。同時にその難しさも分かった。
2人の球威はさほど落ちていなかった。だが2点リードして迎えた7回裏に、1人は、四球を二つ、再登板してまた一つ。もう1人も再登板して一つ。2人で四球四つを献上し、二度の押し出しと犠牲フライで3失点。
タイムリーを打たれずして逆転を許した。
暑さは確実に体力を奪ったようだ。ベンチにいた別のピッチャーを出すタイミングも逸していた。
明秀日立は初戦でも、ピッチャーを変えた直後に押し出しで失点している。2人ともプロ注目の実力派らしいが、肩を作る時間がない中で、球を握るのは大変だっただろう。
それでも県代表となり、甲子園で1勝をあげた。
大谷とは異なる二刀流、それもチーム戦術としての二刀流は、別のスポーツに身を置く者としても参考になった。

