『殺人現場は雲の上』
東野圭吾/光文社文庫
2007年3月20日第19刷
文庫化された1992年当時、巷ではまだスチュワーデスという言葉が使われていた。
今は「CA(キャビンアテンダント)」、又は「客室乗務員」が一般的である。
本書は2007年発行の第19刷だが、カバー裏の内容紹介ではまだスチュワーデスという言葉が使われている。小説内ではスチュワーデスという言葉が使われているので、カバー用語もそのままだったようである。実際、別の用語ではまだピンと来ない頃でもあった。
そのスチュワーデスの2人が主人公の7つの短編集。
副題に「傑作ユーモア推理小説」とあるように、どれもコメディタッチの内容。遭遇した事件に少し関わって、また日常に戻っていくという、後に尾を引かない作品集である。
初出1989年実業之日本社
