藤井聡太棋聖が誕生した。
第三局を落とした後の勝利。
今季の勝率が物語るような鮮やかな指し回しだった。
今季の対局者は絶好調の藤井との対戦で対応が大変だ。
特に渡辺二冠は、羽生善治の永世竜王戴冠時の対局者でもあり、今回の史上最年少タイトル保持者誕生と相まって気の毒とも言える。
羽生は相手に悪手を指させるのがうまかった。
劣勢になっても、狙いの分かりにくい手を差して混沌とした展開に持ち込み、逆転で勝ってきた。
それはかつて「羽生マジック」と言われていた。
藤井聡太の場合は、中盤にたっぷり時間を使って、展開を見切って攻めていく。
対局者は、手の良し悪しも分からないまま終局することもあり、負けた時のダメージは大きい。
対局日程が押していた事も藤井聡太には良かった。
調子のいい場合は、調子を維持しながら指せるので、いいイメージのままこの2か月を乗り切ったように思う。
この辺は若さを存分に活用できたと言える。
いずれにせよ藤井は勝ち方が他の棋士と違っている。
あの中盤の長考は、一体何を考えているのだろう。
将棋中継はマラソン中継に似ている。
将棋もマラソンも、座っているか走っている所をただ映しているだけ。
それでもそれぞれの局面、展開を類推し、その解説を聞くのは面白い。
高校生タイトルホルダーの誕生は、藤井聡太の知名度に合わせて、他の棋士への関心も高めてくれるだろう。
それとグルメへの関心も。
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
(〇◇〇;)・・・。
