岩波や新潮の新書は、書店の平積みで意外に目立つ。
表紙にカラフルなデザインや、奇抜な書体が使われていないからだ。
シンプルゆえに、言葉の重みがダイレクトに伝わってくる(◎◇◎)。
そう感じさせて買わせてしまうのが、出版元の作戦かもしれないが(〇◇〇;)・・・。

「指導者の条件」(黒井克行/新潮新書)
題名は「指導者の条件」だが、内容は指導者の紹介であり、エピソード集。
「指導者列伝」とも言うべきか。
又、紹介されている指導者は、すべてスポーツ指導者である。
女子サッカーW杯優勝の佐々木則夫、高校サッカーの小嶺忠敏、ソフトボール宇津木妙子、プロ野球星野仙一、仰木彬、シンクロ井村雅代、ラグビー北島忠治、マラソン小出義雄等、計24人。
バレーボール界からは、松平康隆が紹介されている。
一線を退いた人、又は故人となった人が大半だ。
現代に通用するかどうかは読んだ人が判断すればいいが、異なる分野の考え方や成功例に触れ、その人と成りを知るのは面白い。
共通しているのは、頭からつま先までどっぷりその分野に浸かっている事。
夢中になれることを夢中にやる。それが「条件」のようだ。
もちろんプロの話ではあるが。