ちょっと前に「理系の名著」という本を読んだが、そこで紹介されていた本は、文系の私にとってはとても新鮮に思えた。その中から何か読もうと思い、この本を手にした。
今年は一般相対性理論発表からちょうど100年、この本は100刷だそうだ。100刷はスゴイぞ!!

 
イメージ 1「相対性理論の世界」(ジェームズ・A・コールマン 中村誠太郎訳/講談社ブルーバックス)
 
「音」は空気を伝わって耳に届く。では「光」雷は何を伝わって我々の目に届くのか!?

この本は、その「光を伝えるもの」を発見するために、科学者達が行った様々な実験から入っていく。「光を伝える物質」を、科学者たちは「エーテル」と名付け、その存在を立証しようとした。だがエーテルはなかなか発見できない
 
実験は、極めて合理的なものもあれば、そうでないものもある。だが前にも言ったように、科学は仮説を立証する歴史でもあるのだ。
 

アインシュタインは万人が納得する説明をした。それは天才アインシュタインでなければ見抜けない、簡単なものであった。結果的に「エーテルは存在するが発見されない」というものだった。「相対性理論」はここから始まった。

 
 「スピードを出すと物が縮む」「速く走ると体重が増える」「光に追いつくと姿が消えてしまう」「光は重力で曲げられる」など、楽しいテーマがあり、読めば何となく理屈は分かる。頭をファンタジックな世界に導いてくれて、楽しい時間も過ごせるが、それがどういう意味をもっているのかまでは分からない。
 
本の冒頭には「この本を読むのに予備知識は必要ありません」とあり、「数式も必要なものだけにとどめました」とあるが、数式はかなりの数、それも難解な(私にとっては)ものばかりで、途中から理解できなくなった(笑)。その「さわり」だけでも分かっただけでいいっか(笑)!!

ただし挿し絵は面白かった。挿し絵だけもう一回見よう(笑)。 

  
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