Buongiorno ブオンジョルノ こんにちは (一般的な昼間のイタリア挨拶言葉)
「以前、イタリア・ニュースで見て、大笑いしたけど 列車の入り口で乗客たちのお尻を
マジ顔で 押し込む情景。 あれ、本当に日常茶飯事 驚いた。
西洋婦人はボディに 触れられるのを極端に嫌うからな 」と、笑いをこらえて話すベニー。
「冬の着膨れ、ラシュの時だけよ 最近は女性専用車両もある…」と、不機嫌なボク。
「日本人マジメねーえ だけど 車内マナーはダメねーえ、子供が騒いでも 誰も注意しない
年上の人が来ても席を立たない」と、皮肉を込めてベニー。
「座っていた子供が座っていて 何故いけないの」と、苛立つボク。
「年上の方やご老人、ご婦人や障害者に、さり気なく・スマートに振舞うのが 社会生活マナー
過敏な身のこなし方、いやみのない仕草を身近の人が若者に自然に学ばす」
と、得意そうに説明するベニー。 (*´σー`)
「規則にあるからではなく、立ち振る舞いか… ステキー イタリア人、ベニーも女性に親切だし
そういえば、キャンバスで、車椅子の人が段階で立ち往生していた時 貴方と通りがかりの人で ひょいと降ろした まるで、いつもしているように息が合っていた。後で尋ねたら 『全く知らない人で 助けた人のことも知らない』と、言っていた。覚えている」 :*:・( ̄∀ ̄)・:*:
「そんなことあったかな 覚えていない 美しく・花の香りが漂ったら最高」 (●´ω`●)ゞ
「 キザー 」 o(^▽^)o
「そういえば、修道院に行った帰り道、乳母車のこと覚えている 」と、ベニーが興奮して言った。
「覚えている 突然貴方が走り出し、転がっていく乳母車を止めた 格好良かった」
「坂道で二人の婦人が話し込み 赤ちゃんの入った乳母車が 転がりだした・・・」 \(゜□゜)/
「あの時、婦人は呆然と立ちすくみ 貴方が乳母車を抑えたのを見て 顔を押さえて走っていった。
『Grazie,Grazie』と、喜びを体で表していたわ。 照れ屋の貴方は 『Prego』 の一言で、 乳母車を渡すとさっさと歩き出した。 これが貴方の目指す姿 」 ≧(´▽`)≦
Grazie グラーツィエ(ありがとう)、 Prego プレーゴ (どういたしまして) いいコトバね。
*** 人間マジに生きたら こんな美しい隠れた話のお宝が 一つ、二つ生まれるかも知れないね ***