さて、先日こんなニュースが流れました。
韓国向け外貨融資枠、2.8兆円に拡大
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2008121100398
まぁ2ちゃんねるの東亜ニュース+板などでは、感情論での支援不要!という声が出てるようです。でも、中の人はこういう情報を通じて経済を勉強しつつウォッチするわけですから、単純にそういう感情論でものを語るわけにはいかないなぁって思ってたりする今日この頃・・・
で、このニュースについてですけど、裏を読むと『こういう融資枠の確保をしなければならないほど状況が悪化している(若しくはする可能性が非常に高い)』と言うことになるかと思われます(裏の読みすぎだという話もあるでしょうがw)
実際、10月末にアメリカと通貨スワップ協定を結び、そのドルを引き出して為替介入を行ったという情報も出てきてるぐらいです。(一応、この協定は為替介入には使わないように・・・という条件が付いているという情報もあったので真偽は不明ですけど)
さらに、中国に対しても融資枠の拡大を申し込んでいるとの話もあり、ある意味自転車操業の様相を呈してきているようにも見えます。
ただ、この融資枠、既存の通貨スワップ協定の金額を増やしただけで色々制約がある(その詳細なソースは探してる最中です)らしく、為替介入資金であったり、金融安定に投入できる原資となりうるのかは疑問が残る部分でもありますのでこれからも注視していこうかと思う中の人。