さて、先月フランス大統領選で、エマニュエル マクロンが選ばれましたね。
39才にしてフランス大統領になったマクロン氏。そして奥様が25歳年上という事でも注目を受けました。
ブリジットさんには前の夫の間に7人の孫がいるとか。
その若々しい風貌に称賛がある一方、ちょっとひどい言われ方も...。
そう、奥様が年上だったので、
マクロンはちょっとかわった趣味のある人だとメディアと一部の人が騒いだのです。
表に出る人ってプライベートでもとやかく言われるからかわいそうですよね。
ほっておいてあげればいいのだけど、とにかく注目を受ける人は大変です。
ちなみに、男性がかなり年下の女性と結婚したケースも一緒。
うらやましい!若い奥さん!という言葉裏腹に、再婚して若い奥さんなんて自分の看護用じゃない?
とか、奥さんはお金目当てとか、そりゃー、陰で言われるのです。
とにかくほっとけ!と私は思う。
ちなみに私の周囲も、20歳以上軽く年の離れた夫婦もカップルも、男女ともにいます。
トロントでは珍しくない事のようです。
その多くは大恋愛で結ばれたカップル。
障害が多くても二人で乗り切ってきたカップルです。
まあ、最初は会社の同僚で...当時彼らはお互い友人だったけど運命を感じてしまったとか、
再婚相手がたまたま若かっただけなのです。
あと、かなり年配の男性と結婚した女友達は、財産目当てという言葉を一蹴りした人で(笑)
彼女自身MBAでファイナンス系で活躍する人。だんな様が定年退職をしたことを期に、
バリバリ仕事に大活躍。
忙しい彼女は、家に帰ると家事をこなす愛しのだんな様に感謝する生活なのだとか。
また、私の他の友人は、20歳以上若い彼氏がいるシングルマザーで、
彼は彼女の精神的に成熟したところが好きなようで、若い女の子にありがちな経済的な弱さがみじんもなく、彼の夢を応援してくれるような強いところが好きなんだとか。
彼女自身、最近若返ったようで、いつも生き生き。年齢詐欺ですか?というほどかわいく、若く見える人でもあります。
※ちなみにここで共通しているのは、カップルがお互いに経済的、精神的に自立しているとこ。
日本では現在ドロドロな不倫のドラマとかが流行っていますが(笑)
カナダだと、あっさり別れて終り。
カナダでは二人の「愛」が大切なんだなと考えさせられる。
一方的な依存や愛じゃなくて、「二人の」なのだ。
経済的な責任はそのあと。
結婚は終わりじゃなくて始まり。
なのでお互い努力していい家族を作っていこうと考えるんじゃないかな。
難しいねえ。愛って。家族のあり方って。