日差しが強くなってきましたね。
この時期私は、家にいてもサンブロックばかり使っています。
そう、シミ対策。
年齢を重ねていくと、肝斑だってできちゃうけど、できれば最小限に済ませたいですよね。
なんといってもお顔に黒い「点」があるだけで、10歳以上老けて見えるんだとか。
でも、メイク中、鏡を見たときに今までなかったはずの“シミ”を見つけてガッカリしてしまったことはないでしょうか。
みつけたらすぐに対応!これ鉄則です。
ちなみに、黒い点=「シミ」といってもその種類は様々。
ある程度年齢を重ねていくと、もしかすると“肝斑”と呼ばれる種類のシミかもしれません。
紫外線でできたシミと、老人性のシミはケアの方法も違ってきます。
それはできた理由が違うからなんです。
でも.......自分では判断は難しい。ずばりできないものですよね。
そこで今回は、それぞれの違いとケア方法についてお伝えします。
必殺技ですーーーー!!!
まず、「シミ」の原因とは紫外線やホルモンといわれていますが、そのほかにもいくつかの原因があります。
(1)ストレス(心的要因)
ストレスや心の悩みなどから精神的な影響を受けるとシミができやすくなります。
これ、勘弁してほしいですよね....。防ぎようない。
(2)外的刺激
クレンジングや洗顔時などに過剰な摩擦を与えたり、強い力でマッサージをするなどすると、それが原因となりシミになることがあります。
あと、傷がそのまま...シミなんてあります。
(3)化粧品
肌に対して異物となる成分が多く配合された化粧品を使うことは、肌へ大きなダメージとなります。洗顔料やスキンケア用品だけでなく、メイクアップコスメが原因でシミになることもあります。
(4)肝臓・卵巣の機能低下
中年以降の女性にできるシミは、肝臓・卵巣の機能が低下による内因性肝斑の可能性があります。双方の機能が低下することで、日光に対して皮膚の反応が敏感になりシミができやすくなるのです。
一般的なシミと肝斑の違い
シミには、
最もよくできる老人性色素斑や肝斑
子どものころから見られることも多いそばかす
ニキビ跡である炎症性色素沈着
日焼けが原因の花弁状色素斑
老人性いぼとも呼ばれる脂漏性角化症
などの種類があります。
その中でも、似ているようで違う“老人性色素斑”と“肝斑”の違いについて見ていきましょう。
老人性色素斑
薄茶色で多少いびつな円形のような形で、輪郭がはっきりしているのが特徴です。一般的に“シミ”と呼ばれるのがこの老人性色素斑。
紫外線の刺激によりでき、40歳以降になると、顔や手の甲、前腕にも濃く現れるようになります。
肝斑
特徴としては、頬骨周辺や額にできやすく、モヤモヤとしたシミが左右対称に広がります。肝斑も一番の要因は紫外線ですが、女性ホルモンの影響も大きくあります。日本人の約8割以上の女性に発生するといわれ、30代からできやすく、30~40代に多い傾向があります。
紫外線対策とビタミンは必須!「シミ」の対策法
シミは、一度できるとセルフケアではなかなか改善が難しいもの。しかし、今以上に悪化させないためにも日頃のケアが大切です。
老人性色素斑のケア
今まで浴びてきた紫外線が原因となり時間の経過と共に現れる老人性色素斑。防止するためには、第一に日常的に紫外線対策をしっかりと行うことが大切です。
美白化粧品は、初期のものには効果がありますが、定着したものにはあまり効果が得られないという点があります。
しかし、出来始めたシミを定着させないためにも、気になるのであれば美白化粧品は一年中使用し、同時にビタミンCやEを積極的に摂取するよう心がけましょう。これらのビタミンには、メラニンの生成を抑制し還元する効果があります。
肝斑のケア
老人性色素斑が、初期では美白化粧品である程度は薄くなるのに対し、肝斑は美白化粧品ではなかなか改善しない手強いシミです。
とはいえ、紫外線対策を怠るとさらなる悪化や再発を招きます。老人性色素斑と同様、外出する際や、室内でも窓際に長時間滞在するようなときは、しっかりと紫外線対策を行いましょう。
美白化粧品を使ってのスキンケアが有効ですが、成分を浸透させようと強くすり込んだりするのはNG。肝斑は、摩擦で濃くなる可能性があります。肌状態を見ながらピーリングを行うのもおすすめです。
食事ではビタミンCやEを多く含む食材や、抗酸化物質を多く含む、鮭やトマト、ベリー類などもおすすめ。活性酸素を排除してくれます。
肝斑は、皮膚科でもらえる塗り薬(トレチノイン・ハイドロキノン)と内服薬のトラネキサム酸で改善できることもあります。シミの違いを把握し、適切な予防・対処をする参考にしてくださいね。
SPAでは、ピーリングを行っています。
詳細はお問い合わせくださいね。