年末年始のパーティシーズンが終わってひと段落の1月。
気の合う仲間とワイワイするのは楽しいですよね。
でも、そうじゃないお仕事関係の方々とは?
1月、2月は、トロントはビジネスパーティが多い時期です。
ガーラや、ファウンドレイジングなども実は多い。
パーティドレスに素敵なドレス。
そうなったら最後は所作、お作法です。
ここでばっちり決まれば大人女子!
という事で、今日は知ってると便利な大人作法を紹介。
ずばり、大人としての常識力が試されるのが、食事の際のマナーです。
知っているつもりでも、勘違いして覚えているマナーがあるかもしれません。
なかなか周囲にも聞けないのでここでチェックしてみましょう。
○食事前のマナー
レディーファーストが基本
洋食レストランでは、レディーファーストが基本になります。
入店したら、お店の人の案内に続いて、「お店の人→女性→男性」の順に並んで席まで行きます。
(ちなみにカジュアルなお店で店員の案内がない場合は、「男性→女性」の順になります。)
女性は常に「エスコートされる側」でいることを忘れずに!
○上座は女性が座る
洋食の場合、上座には基本的に女性が座ります。上座の位置は、
- 出入口から離れている席
- 眺めの良い席
というのが基本的な条件ですが、レストランによっても違うことがあるので、接待などでは
あらかじめお店に確認しておくとよいでしょう。
○着席する時も女性から
着席する際、女性は自分で椅子を引いて座っては行けません。
お店の人、あるいは男性が椅子を引いてくれるのを待ちましょう。同様に男性も、女性が座ったのを見届けてから着席するように気をつけましょう。
○左側から着席する
レストランでは、「右手が上座」が基本です。着席する時は、必ず椅子の左側から座るようにしましょう。
○食事中のマナー
テーブルセットは外側から順に使う
初めての場合、ナイフ、フォーク等のセット(これをカラトリーと呼びます。)をどれから使えばいいかわからないかもしれませんが、「外側から順に使う」が世界共通のルールです。
1料理に1セットのカラトリー(フォーマルのケースです)
洋食の場合、1料理につきカラトリー1セットが基本です。あらかじめすべてがセッティングされていない場合は、その都度ウェイターが持ってくるのでその順に使いましょう。
食事中に席を立つ時などは、ナイフは刃を内側に、フォークは背を上にして、セットを八の字にします。
食事後は、ナイフとフォークを4時の方向に揃え、斜めに置くのがルールです。
○カラトリーを落としても拾わない
ナイフやフォーク等を床に落としてしまったら、自分で拾わずそっとウェイターに合図して新しいものと変えてもらいましょう。
○ナプキンの使い方・はずすタイミング
ナプキンは、二つ折りにしてひざ上に置き、口元と指先を拭くときにのみ使いましょう。また、はずすタイミングは注文が終わり、シャンパンや前菜が出てきてからにしましょう。
パンは一口サイズにちぎって食べます。バターをつけるときも、一気につけるのではなく、その都度つけましょう。
○魚料理の食べ方
魚料理は、左端から一口サイズにカットして食べます。ポイントは、魚をひっくり返さないで食べること。
骨のある魚の場合は、まず、ナイフとフォークで上の身をはずし、骨を抜いてから再度上の身を下の身にかぶせて食べます。
○お肉料理の食べ方
お肉料理は、一口食べるごとにカットするのがポイント。料理が冷めてしまう原因になるので、細かくカットしてから食べるのはやめましょう。
骨付きのお肉料理がでた時は、フォークでしっかり肉を押さえ、骨にそって肉を骨から切り離し、そこから一口ごとにカットして食べましょう。
○実はマナー違反!勘違いしやすいNGポイント
飲み物を注がれる際にグラスを持ち上げない
ワインなどの飲み物を注いでもらう時は、グラスを持ち上げたりせず、そのまま置いておきましょう!
○手を下に添えて食べる
ついついやってしまう、いわゆる「手皿」ですが、丁寧な食べ方に見えてもこれはマナー違反。和食だけでなく、洋食でもしないように注意しましょう。
○グラスの口紅をナプキンで拭く
グラスに口紅の跡がついても、ナプキンで拭いてはいけません。グラスが傷ついてしまうためです。あらかじめナプキンで口紅を軽くぬぐっておくか、手で拭き取りその後ナプキンで手を拭きましょう。
いかがでしたでしょうか?
ちょっと面倒ですが(笑)海外に住む以上、知っていて損はない情報です。
これがばっちりこなせれば、どこに行っても恥をかくことはありません。
ちょっと頭の片隅に入れておいてくださいね
かっこいい日本女子でありますように!