最近注目されている、体温アップ。
日本では、体を温めて健康になるという本が、たくさん出ていますよね~。
AMAZONで検索するとザックザクでてきて驚き!
ちなみに私の日本の友人もはまっている人がいるんです。
そういえば、ためしてガッテンというテレビで話題になってましたし....。
和温療法のKEY、HEAT SHOCK PROTAIN ってなんでしょうね。
そもそもは、病気などを防ぐためにおすすめな方法らしいのですが、
その素晴らしい効果のため、アンティエイジにも応用できるそうです。
そう、健康=若返り
今回は、
気軽にできるならちょっぴりやってみたい
....と思ったのでここでご紹介したいと思います。
私たちの体は、病気やけがなどから、自分で自分の体を守ろうとする防御システムをもっています。
身近なたとえだと、
かぜをひいたとき発熱するのは、免疫力を高め、かぜのウイルスの攻撃に対して体を
守ろうとしているからです。
あと、小さな切り傷くらいなら、大量に出血しないように、自然に血液が固まって止血するよう
になっています。
また、病気やけが以外にも、今気を付けたい紫外線、疲労、精神的なストレスなども....
これらのストレスに対しても、防御システムは働いています。
ストレスを受けると、細胞内のたんぱく質が傷ついて構造がくずれ、病気の原因になったりします。
でも、一方では細胞自らが、傷ついたたんぱく質を修復する物質を作り出しているのです。
ストレスで細胞内のたんぱく質がダメージなんて....。
自覚症状はないけど、体の中ってすごいですよね。
ちなみに、その修復してくれる物質が、今日の主人公。
熱というショック(ストレス)によって増えるたんぱく質であることから、HSP(Heat Shock Protein=熱ショックたんぱく質)と名づけられています。
HSPは、細胞のたんぱく質が傷ついたとき、それを修復したり、免疫力を高めたりする重要な役目を果たしています。
これが、今日本の本屋さんで大人気の温める健康法のもと!
そしてどうやらそのすごいHSPはお風呂で増やせるというのです!
カナダ風だと、半身浴にして、40~42度で20~30分を目安に、体に負担がかからないようにすることが大切だとのこと。
体温を1~2度上げ、38度以上を目指しましょう。
ここで一番大切なのは、体の芯まで温めること。
正確にわかりたい時は、湯に浸かりながらときどきお子様でおなじみ♪舌下温を測り、
どのくらいで体温38度になるのか計ってみましょう
お風呂に入っている合計時間の目安は、40度なら20分間、41度なら15分間、42度なら10分間だそうです。
そしてうれしいことに入浴後もHSPは増加するので、お湯から出たら素早く体をふき、
体を冷やさないようにフッカフカのバスローブを着用して、10~15分間保温します。
☆熱くなったら浴槽から出ても、もちろんOk!無理は厳禁!ゆっくり体を慣らしていくことが大切です。
とくに血圧が高い人、高齢者、体力のない人などは、決して無理をしないでください。
あと、サウナがある方は、60℃のサウナに入ること15分、
その後、タオルなどで保温を30分行います。
お風呂もサウナも、
温めることで血流をよくするのが狙いです。
血流がよくなると血管の内壁から一酸化窒素が
出てきて、血管を拡張するように働きます。これを繰り返すことで硬くなってしまっていた
血管を柔らかく若返らせるんです。
それと、筋肉もをほぐして柔らかくしてくれます。
全身の血流がよくなるので慢性心不全に
よる全身症状が改善。
温療法は心臓を完治させるのではなく、
全身の血行をよくすることで症状の緩和をはかる治療法です。
なお、健康な方だったら、同じ血管若返り効果は運動で得られます。
なんと、のんびりとウォーキングを1日30分を週3日行えば同じ効果だそうです!