ステージを観に来てくれた皆様、本当にありがとうございました。
ステージはいかがだったでしょう?
楽しんでいただけましたでしょうか。
最高年齢87歳までのフラガール達は、
連日猛練習を重ね、このその日を迎えました。
踊ってみて思うのですが、フラって本当に奥深い。
悲しかったりうれしかったり。自然の美しさや、厳しさなどもすべて踊りで表現するのです。
愛する人を思うフラなどを見ていたりすると、なんだか心に響いてきて、ジーンときたりする。
そう、とても心にうったえてくる精神の踊りなんですよね。
なので、踊る前にちゃんと曲の意味や思いを理解するように先生に言われます。
そしていつも先生が言う言葉。
Feel the Music
ハワイに吹くやさしい南国のそよぐ風
そんなそよ風に当たって揺れるやしの木々
穏やかな波の音.....
ちなみに今回も....
はい、ご想像の通り、超大忙し
リサイタルの当日は、自分の苦手な場所をもう一度復習したり、
なにかとチェックをしたいものですよね。
動きだったり、ステップだったり、意外と動くので頭がごちゃごちゃになったりします。
でも、私には当日そういう時間が毎回ないので、前日までに自分の頭の中を整理し、自己練習。そして完璧!?にしてから会場入りをするのです。
当日のバックステージには、フラガールが数時間前から大集合。
衣装などを念入りに確認し、着用した後、一斉に始まるのはメイクです。
でもこれが一番大変!
例えば普段あまりメイクをしない方や、今回初参加の方など、
舞台で使うフェイク・ラッシュを見ただけで大騒ぎ。
そしてつけるとなると、もっと大騒ぎ!!
そこで私がメイクボックスと一緒に登場となるわけです。
なので当日は新人さんを中心にタッチアップしていきます。
本当は参加者全員に、お手伝いをするべくなのですが、一人だとなかなか...。なので、できる限り開園ぎりぎりまで精力的に動きます。
毎回、水を飲む暇もないほどの嵐でございます
ブラシを持つ手は疲れでガクガクしてくるし、低い椅子なので腰も痛くなります。
この時点で本番の踊りの予習なんて完全に忘れ(爆)
踊りに使う体力を消耗しないよう必死にメイク!
でも、なぜそれだけ頑張るかというと、
それは、私はみんながどれだけの猛練習をこなして、
今日に挑んできてるかわかっているからだと思います。
頑張ってきている人達をスポットライトの当たる大舞台で、最高の状態でフラを踊らせてあげたい。
そんな思いがあります。
メイクアップ・アーティスは、その人のもっている美しさをさらに引き出すお仕事。
こういう機会に頑張らないで、いつ頑張るんだ!?と思うんですよね。
なのでやりがいがあるんですょ
でも、踊る前に毎回ヘロッヘロになるので、
日ごろから体力をつけないとな~っと思う日でもあります
年齢にはかなわないのかしら....
これからも頑張ります!