小池都知事が豊洲の話を取り上げた頃に、

豊洲の地図をテレビで見ました。

 

「え?こんなところに建てるの?

 周り、水じゃん。」

 

これが感想でした。

 

で、先週の豊洲移転延期の話からの

「盛り土」問題。

 

ネットを見ていると、コンクリートで囲われた中に

砕石層等があって、何が問題なの?、

水、上がってこないでしょ?

…と、自称建築関係者が喧しく語っている。

では、素人たる私に説明をしてほしいのだけど、

まず単純な話として、コンクリって水を吸うよ?

周りがコンクリで覆われていて、地下空間の水が

雨水って、どこから雨水が?

海水ってことは?

この「雨水」、強いアルカリ性だったそうだけど、

しかもベンゼンがあると。

ベンゼンって詳しいことは知らないけど、

パラジクロルベンゼンの、ベンゼンでしょ?

呼吸からの吸入でも皮膚からの吸収にしても、

安全じゃないでしょう?

こういうものが充満している地下空間があって、

その上の青果・水産物他の建物を建てて、

被害が出ないと思っていたの?

影響出た時はどうしようと考えていたの?

「いいや、やっちゃえ」?

工事を委託した業者から、どれだけお金を

もらったのかな?

とも考えたくなるよね。

 

 

小池都知事も、これがどれだけのことかを

わかって公表したのでしょう。

移転延期で済めばいいねぇ と今は思ってますが。

築地をそのまま使おうにも、東京五輪に向けての

道路整備ができなくなる。

ここにきて、また東京五輪にケチがついたね。

 

小池都知事のこの公表で、関係者は悲鳴を

上げただろうと思います。

「都庁職員の粛清」の文字をみた時は、

一瞬頭が真っ白。 粛清っていう言葉を使う?と。

…使うよねぇ。蓋をあけたらエラいことだったわけで。

 

更に、悲鳴の1つだなと思ったのが、石原前都知事。

俺は知らないよ って。

知らないことは仕事してなかったってことだよね。

知らされてなかったと言うなら、都庁で孤立して、

職員からバカにされてたってことでしょ。

俺より前からの在り方だよと言うかもしれない。

それも、ちゃんと管理できなかったんでしょ。

要は、逃げようがないことを言っちゃったよね。

とはいえ、今から問われることはないと思うけど、

経歴にケチはついたかもね。

 

この辺、どう説明してくれるのかなぁ。

 

 

結構前ですけどね。

築地のすぐそばに住む親戚の家に行ったとき、

お寿司をとってくれたんです。

生まれて初めて、薬臭くないウニをいただきました。

もちろん、他のネタもとても美味しかった。

私にとっての「築地」は、こういうことなのです。

「築地」を汚すな。

この一言に尽きると思うのです。