今日も「カーネーション」を見ましたよ♪


パッチ100枚を縫い上げなければならない糸子さん、

がんばれど眠気には勝てず。。。

後ろで見張っているおとうちゃんがキセルをバシッと叩く音で

目が覚めて、うたた寝なんかしてなかったかのように縫い続ける。

その横顔が良くてですねー ヾ(@^▽^@)ノ

オノマチのナレーションがかぶるんですが、低めの声がステキ (*^▽^*)


このとき、父と長女の闘いをナレーションで語るんですが、

演出なのかオノマチの経験なのか、父親との距離が絶妙な気がして。

個人的な経験ですが、女所帯がうまくいっている場合というのは

男がいばっているケースが多いと思ってます。

この場合、要は奥さんが夫をたてていれば、娘たちも父親には

反発しないと思っているのです。なのでオヤジは威張る(笑)

そういう家庭での、ましてやあの時代の、一家の在りようを

よく描けているなと思っています。


余談ですけど、私自身姉妹ということもあって、昔、姉妹関係に

ついての本を読んだことがあります。

著者(男性)の奥さんが三姉妹、その三人のやりとりが「気持ち悪い」。

著者はたしか男兄弟で育った人なので、気持ち悪かったんでしょう(笑)

でも、そこに書かれた姉妹の姿は、そのまま我が家の姿でした。

そして、今まで生きていて接してきた女所帯の長女というのは、

みんな「男」なんですよね。跡取り息子。

三姉妹の長女だった知り合いは、妹二人に「あんたたちは嫁にいきなさい。

この家は私が婿をとるから、安心して行きなさい!」と怒鳴り、婿ゲット。

別の三姉妹の長女も、下の二人をまとめて、いつも「妹たち」と言う。

下の二人はそれぞれを名前で呼ぶのに、長女だけは「妹たち」と十把一絡げ。

さて、そんな長女の姿が、実はオノマチからは感じられません。。。

目線が長女じゃないんですね。彼女、姉妹の末っ子だからかなと。

まあ、こんなことは「長女」の立場から見なければわからないことで。


んで、この一週間見続けてきて、やっぱオノマチはうまいわ。と思うのでした。

微妙な感情表現が顔にでているので、もしよければ気をつけていてくださいませ。

言っていることと思っていることが別の場合には、絶妙な表情をします。

そして、やっぱり、あまり見られないオノマチの喜怒哀楽かな。

脚本家の渡辺さんは「糸子は普段の尾野さんとかけ離れてはいない」と

評価するのだけど、やっぱりテレビでのオノマチは無表情で暗い役が

多いです^^;

見ている側としては、やっぱり今までのオノマチじゃない。


ということで、これからも、はっちゃけたオノマチを楽しみにして

見続けていきたいと思うのです (≧▽≦)