ヨメのアスターです。
製薬会社の冊子と国立がんセンター資料を読んで「こんな副作用が出るのだなぁ」とは思ったものの、対策なく丸腰のまま臨んでしまったTC療法の第一クール。2週間ほどしたら指先のしびれとともに、指先の感覚も鋭くなり、熱いものが持ちづらくなって、調理や温かいものを持つのが大変になりました お茶がのめないとか、レンジからいつもの通りにあっためたものを取り出すのが大変とかです
直後に出るという関節痛や筋肉痛が無かったから副作用全体甘くみてたわ
神経の軸索細胞という神経伝導の電気漏れを防ぐ細胞がやられるのが原因です。とくに手足みたいに末梢部分は、神経が長い分傷む箇所も相対的に多くて、それが指先のしびれを感じてしまう理由だと。ほほう。
…これ、6クールの回を追うごとに、しびれが蓄積していくのでは?
…あ。77%の患者さんが経験して、80%以上が1年以上残る、なんて書いてある!
正直いえば、そこまで影響することなら、わりと先に教えてほしかったぞ!
…でもねぇ。手足にがんが転移する感じでもないし、臓器にあるがん細胞は殺したいけれど、手足がしびれる意味もないし、抗がん剤を流すの勿体なくない???
もともと抗がん剤がもったいない、血栓予防にもなりそうという理由で若干の減量をした私です。知り合いの獣医さんは笑って悪くないねーといっておられた
ということで、脱毛としびれの軽減方法をズバリ解説されているのが、こちら!
なるほど、予防したい手足を冷やすことで血行を悪くして、薬が回るのを防ぐ!なるほど目からウロコです。 画期的~★。脱毛もそう、頭皮を冷やすことで毛根周りの血流を少なくすれば、毛根の細胞が抗がん剤から守られますね。パクリタキセルの前の吐き気止めとかの点滴の時から、あらかじめ冷やしておくことが大事だそうです。
なお、脳へ血を送る内頸動脈と椎骨動脈は冷やさないように気を付けましょう。
次回はそのために自分が用意した保冷剤とか冷やすための試行錯誤を掲載したいと思います!頑張っていこう
もう少し解説が加わった記事がこちら。
抗がん剤副作用のしびれ、冷やして予防(京都大学(現理研)華井明子氏)
追記:婦人科領域に評判の良い大学病院に通院していますが、製薬会社の冊子をもとに、より影響の強い高血圧、および自覚はないけれど一時的に低下する免疫についてきちんと説明をいただきました。分裂の多い細胞に聞くということは骨髄細胞にも効いちゃうのですでも骨髄幹細胞という休眠にあるものは、周りが減ると分裂を始めるから次のクール開始時には相応に戻ってくるから大丈夫
ほかに爪は大したことないとか、出血は鼻血程度とか先生や看護師の方々は治療で懸命ですから、こちらから聞かないことは答えてはもらえません。直接命にかかわらない予防は患者自身が勉強しないといけないのかもしれません。化学療法室も、当日はじめて行きましたが、治療が決まった時に訪問したり、電話をしておくのが良いとおもいました。
お読みいただきありがとうございました