32回目。ベアー檄 です。
青銅聖闘士二軍(通称)の5人目で発売されました。アルデバランに続いて大型素体を使用して、ベアー檄の大柄な体型を再現していてかなり似ています。聖衣の色合いについても、他のキャラに無い個性的で美しいカラーリングとなっており、アニメだともう少し緑が入った感じの色ですが、ベアーの聖衣らしくは見えると思います。
そして青銅聖闘士二軍の記事で毎回書いていますが、このベアー檄もどうかメッキ仕様で作り直して欲しいというのが切実な願いです。やはりリバイバルは邪武だけで終わってしまったのかな〜…。
続いて今回のイラストについて![]()
他の青銅聖闘士二軍と同様、ベアー檄も今までほとんど描くことは無かったのですが、描いていて楽しかったです。聖衣とか、へ〜こんな形をしてるんだ…と再発見しながら描いていました。特にアームの形状が、ベジエ曲線で描きたくなる形をしていて(分かってくれる人いるかなw)個性的で好きです。原作版の、縦に嵌めたような珍しいショルダーのデザインが無くなってしまったのは残念だな〜と思います。
では、32回目おわりま~す。
31回目。アルファ星 ドウベ ジークフリート です。
前回に、青銅の中で好きな順位が紫龍、瞬と書きましたが、聖闘士星矢の全キャラの中だと紫龍の次に好きな第二位がこのドウベジークフリートです。
そもそもアスガルド編のエピソード自体も大好きで、神闘士それぞれのバックボーンだったり、アスガルドやヒルダに対する各々の思い、考え、人格形成の経緯などがキャラごとにしっかり描かれている為、各キャラに感情移入して見ていました。
本題のこのドウベジークフリートのマイスについて。
やはり何といっても顔の再現ですね。美しい。素晴らしい。そしてドウベジークフリートのキャラデザインの部分で好きな所のひとつが髪の毛と瞳の色です。自分は聖闘士星矢と同じ荒木伸吾・姫野美智両氏がアニメ版のキャラクターデザインをしているベルサイユのばらも大好きで、ジークフリートの淡いベージュカラーの髪の毛って、フェルゼンやジェローデルと近い雰囲気ですごく高貴なイメージがして、ジークフリートにピッタリだなと思って大好きなんです。瞳の色も透き通った水色で本当に美しいんですよね。マイスはよくデザインだけでなく色まで設定から変えられてしまう事がありますが、この商品はきちんと設定に近い色で再現されていて良かったです。
神闘衣については、プロポーションが均整が取れていてかっこいいのですが、残念なところが身長の再現です。青銅同士や黄金同士など他のグループにも同じことが言えるのですが、神闘士についても同様で、設定上メンバー内での身長差がかなりあるのに、全員同じ素体なのが残念でした。設定上ジークフリートはシドやハーゲンより頭ひとつ分は高身長だったり、逆にアルベリッヒなどはジークフリートの胸にも満たない程度の低身長なのですが、全員同じに作られてしまっているので。なので自分は、神闘士全員で並べる時は、ジークフリートについては上の写真であるように、足のパーツを嵌める際にしっかり最後まで嵌めずに、足を伸ばして飾っています。スネパーツが7部丈ズボンのようになってしまうのですが、それよりも他キャラとの身長差を再現したい方が強いので、全員で並べる時はこうしています。神闘士全員で並べるとホントに壮観なんですよ![]()
もう一点、これまでも度々書いてきた事ですが、今回ばかりは大好きなキャラだけに怒り爆発でした。それはデザイン改悪。今回は特に、左肩の形状。雑誌で「竜の鱗をイメージした」と読んだ記憶がありますが、美しくなくテキトーに紙粘土で作ったかのような、稚拙な出来になってしまっている所。今回ばかりは大好きなキャラだけに強く言ってしまいますが、荒木・姫野氏が生み出し完成させた究極に洗練されたデザインを越えられるデザイン力や感性があるとでもいうならまだしも、全くそんな事はないのに、毎回毎回無理に変えようとするなと。ホントに怒り爆発でした![]()
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。マイナス発言になり、不快にさせたらすみませんが、それだけホントにホントにホントにホントにホントにこのキャラが好きなので、今回ばかりはお許し下さい
デザイン改悪はもはやマイスの定番なのですが、元のデザインを上回ったと感じた事などほぼ無く、本当に意味がわからないです。
まあどんな形でリリースするのかは販売側の自由なので、仕方ないんですけどね…。
続いて今回のイラストについて![]()
ドウベジークフリートは自分の中で、描くのが難しいなと思うキャラでもかなり上位に来るキャラです。神闘衣のデザインが、特に右ショルダーに龍の頭が付いているのを繋いでいる部分とか、ボディーのディティールや凹凸の再現とか、いろいろと難題があり、下書きを何度も何度もして、それでも妥協で描き上げる感じになってしまいます…。
あと、蛮の胸パーツ固定部分と同じく、ジークフリートのデザインでも正解が分からない部分がひとつあります。右の上腕パーツが、尖った形なのか、v字形に切れ込みが入った形なのか。設定画や作画によってこれも違うので、どちらが正解なのか分からないです。マイスではV字形の方になっていますが、自分は大系のパッケージイラストが一番好きなので、そちらに倣っていつも尖った形で描いています。
そして作品の中でのジークフリートに関する話。
上でも書いたように聖闘士星矢の中で紫龍の次に好きなキャラです。キャラ自体やドウベの神闘衣の見た目がかっこいいというのはもちろんですが、エピソードについての話も。聖闘士たちとの戦闘の後、海界から出向いて来たソレントとのやりとりの中で。「祖国を捨ててまで地上を支配して、一体何になる。」「誰よりもこのアスガルドを愛したヒルダ様。そのヒルダ様を邪悪に変えたポセイドン、許さん」の一言。もちろんジークフリートの中ではヒルダに対する敬愛の部分が一番なのだと思いますが、自分はその中に、ポセイドンの身勝手な策略が無かったら犠牲になる事の無かった仲間の神闘士に対しても同様の気持ちを持っていたのではないかと、子供心に解釈していました。自分はアスガルド編のそれぞれのキャラに対する思い入れが強かったので、最後に星矢に全てを託し、ソレントを道連れに昇天していったジークフリートの熱い気持ちに、本当に心底、胸がえぐられました。
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では、31回目おわりま~す。
30回目。アンドロメダ瞬 (最終青銅聖衣) です。
最終青銅の4人目のリリースでした。
まず何といっても、顔のクオリティーが凄すぎます。完全に荒木姫野氏の描くアンドロメダ瞬そのものです。ちょっと憂いを帯びたようで、且つ穏やかな表情が、冥界編のアンドロメダ瞬の印象が完璧に再現されていると思います。
聖衣についても、特にショルダーの緩やかなカーブ感や、太ももとふくらはぎパーツの自然なシルエットなど秀逸です。まさにアニメからそのまま立体化した、最終青銅聖衣のアンドロメダ瞬です。
そして誰かの回でも書いたけど、第二素体なので、腰立ちのポージングが非常に美しくとれるのも良い点です![]()
気になる点としては、最終青銅の頃はまだ手の甲部分にプラパーツを嵌める仕様ではなくて、素体の樹脂製のものなので、聖衣の色が濃いキャラだとメッキとの色の差が少し目立ってしまう所くらいですかね〜。でも総じて、ホントに惚れ惚れするほど素晴らしい出来栄えの商品です。
続いて今回のイラストについて![]()
アンドロメダ瞬は、青銅の中では紫龍の次に好きで、他の全キャラを含めた中でもかなり上位に好きなキャラなので、描くのが楽しい一人です。瞬は銀河戦争編での登場当時はわりとクールめなキャラだったけど、一輝が登場してから「アンドロメダ瞬といえばこう」っていうイメージに近いキャラに変化したような気がします。個人的な印象として、初期聖衣の頃はハツラツとしたかわいいイメージ、新生聖衣の頃は少し大人びたイメージ、そして上でも書いたけど、最終聖衣の時はのちに起こる結末を予感しているかのような少し憂いを帯びたイメージがしていて…。上のイラストでもちょっと悲しげな表情に描いています。
ただ、アンドロメダ瞬を描く時に最も困難なのが、やはりチェーンですね
ひたすら繰り返し描くのは大変すぎます…。アニメの作画や原画の担当の方々はよく描いていたなーとホントに尊敬してしまいます。
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では、30回目おわりま~す。
29回目。ライラオルフェです。
このライラオルフェが、白銀聖闘士の商品化第一弾でした。以前書いた通り、自分は聖闘士星矢の全キャラ販売を最も願っているのですが、白銀聖闘士はなかなか商品化が期待できないと思っていたところで、なんとか一人目が出てきたので嬉しかったです。まあライラオルフェはアニメ全盛期に出ていた白銀ではなく、冥界編から登場したキャラで、しかもちょっと立ち位置が特殊なキャラなので、この後も白銀が続くかは定かではなかったですが…。現在の、間隔は開くけどちょっとずつでも白銀がリリースされているのは嬉しい限りです。
この商品は、顔や髪の造形はやはり完璧にアニメのライラオルフェを再現していて素晴らしいです。あと、特にカラーリングについて色合いが淡い青の部分がちょうど良く、非常に美しく再現されているな〜と思いました。
ライラオルフェのキャラクターについては、アニメオリジナルでデザインされた、映画第一弾で登場したライラオルフェウスが元となっているという話ですね。その後、竪琴を使うキャラとして、テレビアニメの北欧編で登場したミーメもあります。でも記憶しているのは、ジャンプ連載当時のかなり最初の頃に、読者が考えた聖衣を募集する企画があって、それで応募されてきた中に琴座の聖衣が載っていて、それも踏襲したデザインであったような記憶もうっすらあります。
オルフェウスもオルフェもミーメも、どれもこれも、キャラクターも聖衣も美しいデザインで非常に好きなキャラです。
続いて今回のイラストについて![]()
ライラオルフェというキャラは、寡黙で物静かっていう印象なので、ひざまづいて俯きがちなスタイルで描きました。
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では、29回目おわりま~す。
28回目。ガルーダアイアコスです。
このガルーダアイアコスは冥界三巨頭の一人で、ラダマンティスに次いで発売されました。
前にも書いたのですが、自分はあんまり冥界編の記憶は薄いのですが、三巨頭についてはかなりインパクトがあって印象に残っていました。マイスについては、ガルーダアイアコスらしいオリエンタルなデザインが再現されていて、一体のフィギュアとしても見栄えが良くてけっこう気に入っているひとつです。ただラダマンティスの時にも書きましたが、三巨頭はそれぞれかなり時期を隔てて発売されたので、スタイルに統一感が無くてちょっと残念…。EXは集めていないから分からないけど、その点は解消されているのかな?
デザインについては恒例のアニメと原作の折衷みたいな感じです。ガルーダアイアコスを含め、冥闘士達の冥衣の色合いはアニメだと紫色が強いキャラが多いけど、こちらはかなり無彩色に近い色合いで作られていて、個人的には気に入っています。
翼は裏表でアニメと原作両方再現できるのですが、自分は原作版の重なり方が美しくて好きなので、上の写真では原作版の付け方をしています。
続いて今回のイラストについて![]()
原作やアニメでのガルーダアイアコスと残りの三巨頭のミーノスは、登場時からほぼほぼ髪の毛で目が隠れていて、謎めいた魅力があったのを覚えています。実際にバトルに入ってからはそこまで活躍していなかったですが…。
上のイラストのポーズは、なんとなくこんな風に手をクロスしていたかな〜とか薄い記憶で描きました![]()
失敗したのは、翼の付いている位置ですね。なんか左右の翼とも、左肩の後あたりに付いているかのような位置になってしまってますね。またしても後から気づいて、直すのは面倒でそのままです![]()
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では、28回目おわりま~す。
27回目。ライオネット蛮です。
青銅聖闘士2軍(通称)の5人のうち一人で、このライオネット蛮は、ウルフ那智と同時に発売されました。
ライオネット蛮といえば、聖闘士星矢の原作及びアニメでも圧倒的に存在感の薄いキャラとしての認知をされているので、他の4人以上に、マイス化に感動したキャラですね。初のセリフ(といっても技の名前だけ)だったり、そもそも技の名前が決まったのもかなり後になってからでした。
マイスでのライオネット蛮については、もう出ただけで満足的なキャラだけど、やはり他と同様にパール塗装なのがどうしても残念で…。しかも、このライオネット蛮については、試作段階でメッキ塗装した画像が1枚出回っていたのを見ていたから、尚更あのまま発売してくれればいいのに…という思いが強かったです。グレードダウンさせる意味がホントに分からなかった。邪武同様に、このライオネット蛮やもちろん他の3人についても、メッキでリバイバルを出して欲しいな〜。
すごいと思ったのは、青銅聖闘士の中でもライオネット蛮はベアー檄に次いだ大柄な体格なので、他の青銅聖闘士達よりやはり大きくあって欲しいと思っていたら、きちんと専用素体(一部のパーツ)を使用して再現された所ですね。めちゃめちゃ嬉しかったです。
続いて今回のイラストについて![]()
いろんなキャラで、作画や挿絵等ごとにデザインが違う描かれ方をしていて正解がハッキリと分からないって事がよくあるのですが、このライオネット蛮のデザインについても一つあって…。
右ショルダーを固定させるようなストラップ的なものが付いている場合と付いていない場合があって、一体どちらが正解なんだろうと。アニメの作画中では付いていない事があるけど、設定画では付いているんですよね。まあ「設定」なのでそれが正解なのかなと思って、上のイラストでも一応付けて描いてみました。でも個人的には無い方が見栄えがいい気がします。ペガサスみたいに背中側で接しているので、着いてなくても物理的には特におかしくはないと思うけど…。ちなみにマイスでは付いてないですね。
ライオネット蛮は、やはり子供の頃から描く事はほとんど無いキャラだったので、今回描くのは新鮮で楽しかったです。ここはこういうデザインだったんだ〜とか、どういうポーズにしようかな〜とか![]()
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では、27回目おわりま~す。
26回目。ウルフ那智です。
青銅聖闘士2軍(通称)の5人のうち一人で、このウルフ那智は、ライオネット蛮と同時に発売されました。
邪武や市の時も書いたけど、まさかこのようなキャラまでリリースしてもらえるとは…という驚きでした。
ウルフ那智の聖衣のカラーリングって、原作で始まった頃のカラー絵だと黄色だった気がするけど、アニメだとグレー味を帯びた緑色って感じになってました。原作の黄色の聖衣っていうのも、あまり他のキャラに居ないカラーリングなので個性的で良いと思うけど、アニメの色合いもなかなか綺麗で魅力的だなーと思いました。このマイス版のウルフ那智でもアニメに近い独特な色合いが再現されていて魅力的ではあるのですが、やはり邪武同様にリバイバルでメッキ塗装版を出して欲しいと強く願っています。
ウルフ那智の聖衣の特徴として、胸パーツの繋ぎ方もあるけど、個人的には肩パーツの中央にライン状に直線が入っている所も他の聖衣には無い独自性があるなーと思っていて、これは原作アニメどちらにもある特徴だったのに、それがマイスでは再現されていなくて、フツーの無個性なショルダーになっている所は残念でした。
顔については、ウルフ那智の特徴的な顔つきが再現されていてクオリティが高いなーと思いました。
続いて今回のイラストについて![]()
やっぱりウルフ那智といえば、この三白眼に眉毛のない顔が特徴的だったり、あとは上にも書いたけど落ち着いた配色の聖衣とアンダースーツの組み合わせが魅力かな〜と思っていて、それらを再現するのを重視しました。
ポージングについては毎度適当です。
そういえばアニメの銀河戦争でのウルフ那智については、瞬や邪武と同じくバトル前の聖衣装着シーンがきちんと描かれていて、オブジェが分解して一つ一つのパーツが装着されていく所があったんですよね〜。
ていうか、またしても投稿に期間が空いてしまいました…。実は次回の蛮どころかかなり先のキャラまでイラストは描いていたり、マイスの写真も用意してたりするんだけど、なかなか文章を書くモチベーションが上がらないのが原因です
このままだと、現在出ているキャラまでたどり着くのは、10年とかそれ以上かかってしまうし…なんとかペースを上げたいんですけどね。
ちなみに書いている現在で販売予定の最新キャラ(EXは集めていないため除く)だと、待ちに待った白銀キャラのバベルなのでかなりテンションは上がってます![]()
では、19回目おわりま~す。
25回目。キグナス氷河 (最終青銅聖衣) です。
最終青銅の3人目のリリースでした。
キグナスの聖衣は、新生聖衣の時はペガサスと同様に銀色のままでしたが、最終聖衣では薄い紫色のコーティングがさていて、アニメにかなり近い印象が再現されています。美しいですね〜![]()
そして各部分の凹凸、特にショルダーやフットのパーツの緩急の付け方が素晴らしい。そして顔の再現もまんま荒木・姫野氏の絵が立体に再現されていて、完璧です。最終青銅聖衣は5体とも、惚れ惚れと眺めてしまうほどのクオリティです。
続いて今回のイラストについて![]()
まず…最終青銅聖衣を着ている時の氷河は、海皇編でアイザックに左目を傷つけられたより後なので包帯を巻いている姿なのですが……… どうしてもどうしてもどうしても、描けないんです
。痛そうでかわいそうで、どうしても描くのがすごくつらくなってしまうんです。こればっかりはきちんと再現できていない点、すみません。アイザックやモーゼスのような、登場時からもともと隻眼のキャラは(それでも辛いけど)なんとか描けるのに、包帯を巻いている姿の方が、なぜか描けない…。
そしてこのイラストは描いたのが最終青銅紫龍と同じ時期なのですが、なんか左腕の盾の形が遠近法的に変だったので、最近ここだけ描き直しました。
いや〜…でも右腕の付き方とか角度や長さとかも人体的に変だし、いろいろと気になって来てしまいます。
ポージングは原作でよく描かれていた感じを思い出して描いてみました。
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では、25回目おわりま~す。
24回目。ピスケスアフロディーテ です。
このピスケスアフロディーテが、黄金聖闘士の最後の発売でした。
頭部はもう素晴らしい出来栄えですね〜
まさに荒木・姫野氏の描く姿そのままです。
顔の造形はもちろん、髪の毛についても、アフロディーテの髪型のアイデンティティというかセオリーというか、それがきちんと再現されていて、紛れもなくピスケスアフロディーテの立体物と分かります。
聖衣の作りについては、魚座の聖衣っぽさは再現されていますが、やはりいつものごとくデザインがアニメ・原作・マイスオリジナルのデザインがごちゃ混ぜになってしまっていて、あまり感動はしませんでした。造形についても、なんか凹凸が無く扁平な感じがしてちょっと残念でした。
嬉しかったのはやはり、薔薇を咥えた顔が付いていた事ですね。ピスケスアフロディーテといえば、やはり薔薇は咥えていて欲しいので、これがあって本当に良かったです![]()
続いて今回のイラストについて![]()
まず反省点としては、体に遠近法を強調した為、なんか歪んだ感じになってしまった所ですかね〜…。あとピスケスの聖衣のフットパーツの裾の形の特徴から、奥まった状態にした時の再現がなかなか難しくて変な感じになってしまいました。
舞っているバラの花びらは、写真とかでピントが合っていないぼやっとしたあの感じを再現したかったのですが、なんかあんまりうまくいかなかった![]()
でも個人的に、ピスケスアフロディーテは、聖闘士星矢の中で描くのが一番楽しいキャラかもしれないです。手持ち無沙汰な時の落書きとかでも、描く頻度が一番高い気がします。
そして余談ですが、アフロディーテを描く時に、一番簡単に特徴を表現できるのは髪型だと思います。唯一無二というか。
つむじからそれぞれ外へ跳ねて…
前方は外ハネ2回 > 長めの直線から内巻き2回 > 大きな外ハネ2回 > その下はゆるっと流す
反対側は緩やかに内巻き
…って感じで。
すごく特徴的で、こう描けば髪の毛を線で描いただけの状態でも明らかにピスケスアフロディーテだと分かる形。
あと髪の毛の色に関しては、少し緑み多めの印象が個人的に強いので、いつもそう描いています。聖闘士聖衣大系のパッケージイラストの髪の毛の、あの淡いエメラルドグリーンのような色合いが一番好きなんですよね〜。聖闘士星矢のアニメキャラの中で唯一無二な、魅力的な髪色だと思います。のちの冥界編では、宵闇の中を再現した為か冥衣に馴染ませる為か分からないけど、緑みが無くほぼ水色になってしまいましたが…。でも確かに、黄金聖衣には緑がかったカラーで、冥衣には水色のカラーが合っている感じがしますね。
そして、マイスとは関係ないのですが、放映当時のアニメでのピスケスアフロディーテに関する話をひとつ…。
原作で正体が判明した時の見開きの美しい姿はもちろん、アニメの荒木・姫野氏のデザイン画や挿絵の美しさを見て、画面で華麗に動くアフロディーテに期待していたのですが…アニメ本編においてアフロディーテ登場回には荒木氏の作画回が一度も無く、非常にガッカリしていました。せっかく聖闘士随一の美を誇るキャラクターなのに…と。
でも68、69、70話の各作画監督さんて画風がすごく特徴的で、子供の頃「○話風アフロディーテ❗️」とかいって落書きして遊んだりもしてました![]()
強調するとこんな感じかな〜と久々に描いてみたw
68話>昭和初期のかわいらしいセルロイド人形感。まるっと、つやっと、くるっとって感じ。
69話>北斗の拳や男塾かのようなゴリゴリ感。ザ・男って感じの絵が得意なんだと思われ…。
70話>あっさりサッパリ顔。子供が紙用のハサミで切ったかのような髪の毛。動きは直線的でとことん無機質。
同じキャラを描いているのに、ホントに三者三様で面白いんですよね〜。
そしてそして、荒木氏作画での、動く美麗アフロディーテがようやく叶ったのが、映画「真紅の少年伝説」でしたね〜。あれはホントに感動しました。薔薇を投げる挙動、髪の毛の動き、微細な表情等々…これぞまさにアフロディーテ、といった感じでしたよね〜![]()
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では、24回目おわりま~す。
23回目。教皇アーレス です。
(この商品はジェミニサガ&教皇アーレスの形態での販売ですが、今回は教皇アーレス単体の記事で、サガは前回のこちらで書いています)
双子座聖衣の装着状態と 教皇アーレスを同時に飾れるように、聖衣用の通常素体が一つと 教皇アーレス及び謎ジェミニ仕様に使える黒い素体が一つの計2つの素体が入っていて、更にアーレスの衣装が2種類に 玉座も入っている豪華仕様で6300円という破格な商品でした。
前回の記事でも書きましたが、自分は善と悪のサガを同時に飾りたい為に2点購入したので、黒い素体も2体ある為、アーレスもこのメインの法衣と簡略服(?)も同時にディスプレイしています。
教皇アーレスと言えばやはりこの白い布に赤いアーマーの印象が強いのですが、紺色の服もわりと好きでした。白銀聖闘士のシーズンあたりで、「その頃聖域では…」的なシーンで時々出てきたのですごく記憶に残っています。でもそっちだとやっぱりギガースやパエトンを従えたいなー…出ないかな〜。そして白銀聖闘士も全員出して欲しい!赤アーマー白法衣の方は黄金聖闘士の後ろに飾っているのですが、紺法衣の方は、白銀聖闘士が全員勢揃いしたら後ろに飾りたいなーとずっと夢見ています。
上の写真は、実は別の布を一枚重ねて付けて飾っています。商品の布は硬めなので、やっぱり自然にドレープが出ないのが非常に気になってしまうんですよね〜。なので、放映当時に買っていたプラモデルの「フルアクションセイントジェミニ」に付いていたアーレス用の布を重ねています。サイズがほぼ同じくらいでした。
ちなみに余談ですが、教皇アーレスは大系の時は市販ではなく抽選プレゼントでしたね。市販の各キャラの商品パッケージの裏面に、大系を使ってアニメシーンの再現をしたジオラマ的な写真が載っていたのですが、黄金聖闘士のパッケージにはちょくちょくアーレスが出ており、子供の頃は羨望の眼差しで見ていました。
続いて今回のイラストについて![]()
上でも書いたけど、やはり教皇アーレスといえばこの赤いアーマーに白い法衣の姿の印象なので、こちらで描く事が多いです。いかにも子供向けアニメの悪役っていうデザインですが、思い入れはけっこうありますね。
上のイラストについてですが、やはり布を描く時にドレープは楽しくなってしまうので、左腕の下のあたりはもう明らかにやりすぎで、シワの付き方がもうひっちゃかめっちゃかで不自然になってしまっています![]()
あと描き上がってみるまで気づかなかったのですが、右肩のトゲの角度が、遠近法を意識するあまり、少し正面から見た位置のように付いてしまっているのが気になりました。相変わらず直すのは面倒なのでそのままです![]()
● 聖闘士聖衣神話「ジェミニサガ&教皇アーレス」の公式ページはこちら ●
では、23回目おわりま~す。
聖闘士聖衣神話 黄金聖闘士 ジェミニサガ
Amazon(アマゾン)
6,500〜12,530円
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