ウォーターハウジング(アウトレット、インレット)の劣化 | ロードスタープロショップMaruha(マルハモータース)のメカニックエステルモンキーブログ

イタリア冬季オリンピックが終わり、次はW杯アジア1次予選

そしてその次はWBCと移ります。

マルハには、バスケ好きと野球好き

更には、サッカー好きがいます。

何といっても

FIFAワールドカップ2026

ワクワクが止まらないラブ

 

本題に戻ります爆  笑

さて、ブログでの技術的な発信は少し久しぶりになりますが、最近凄く気になっているので紹介する事にしました。

 

NA6サーモスタットハウジング 腐食箇所

 

この画像はどこのパーツだと思いますか?

 

正解はこれ

NA6用アッパーハウジングサーモスタット部

 

NA6用のサーモスタット部のアッパーハウジング。

 

次はこれ

NA6サーモスタットハウジングの腐食

 

 

凄い腐食ですが、正解はヘッド裏側のヒーターホースの取り出し口。

 

NA6用サーモスタットアッパーハウジング

 

実際に作業をしている時には、腐食自体が固着しているので、ここまでの巣穴は見えません。

適当にワイヤーブラシで擦って終わり。

なんて整備ではあれば、先ず判断できないと思います。

現物はかなり汚れていています。現場でワイヤーブラシを掛ける事自体、結構手間作業なんです。

 

下のハウジングはウォーターポンプ(WP)サイド。

ロアラジエターホースの受けパイプです。

 

NA6用サーモスタットハウジング(腐食あり)


何が問題かと言うと、目で見てダメな金属パイプの錆は言うまでもありませんが、

実はWPとの合わせ面。

 

NA6用アッパーハウジングの腐食部分

 

ウェットブラストで処理をした後に発覚するフランジ面の腐食。

電蝕が原因とよく言われます。

微細な電流によりアルミが徐々に腐食する現象です。

ブラスト後にオイルストーンで磨いて面を出してみましたが、まだ腐食により凹凸は残っています。

交換が望ましいです。

_____________

これら一連のアルミ腐食は後の冷却水漏れに繋がる可能性があります。

時折、ホース付け根に液体ガスケットを塗って処理されている整備も見かけます。

何とも荒っぽい整備ですが、実際良く見かけます。

 

 

 ポイント1

 

まだ純正部品が入手できるのであれば、なるべく新品に交換をする。廃盤は本当に深刻!!!!

 

当社Yahoo Shoppingサイトからもご購入可能です。

 

 

 ポイント2

 

これらハウジングは、タイミングベルト交換、WP交換、ヘッドOH時、あるいはエンジンOH時になるべく含めてしまう事。

 

 

 ポイント3

 

再使用する場合は、一旦ブラストなどで丁寧に腐食を取り除き、再使用可否を確認した上で実施する事。

 

設備、在庫、経験、など必要になります。

これらの条件が整わないと厳しい話になりますが、NA/NB系ロードスターはここまで手を入れるべき年代の車両なのです。

パワーを掛けては走ると、水圧も上昇します。

その時に滲む、漏れる、こんな目に遭うのはユーザーさんです。

だから、手間を掛ける必要があるのです。

 

 

 

ウォーターハウジングセット NA6用

 
NA6CEウォーターハウジングセット マツダロードスター純正部品
 
NA6ロードスターのウォーターハウジング部品図
 
 
NA8Cウォーターハウジングセット マツダ純正部品