朝起きて来た息子。給食のことは言わずにいよう、それで落ちて朝ごはんが食べられなくなるのが怖い。そしたら諦めよう。今の良い状態を失うことが怖い私。

特に給食については触れず、水筒をランドセルの横に置くついでに給食セットをランドセルに忍ばせた。いざ登校時間。

「お母さん、今日給食にするんだけどさ、一応迎えに来ておいてくれる?一応でいいから」

自ら話して来たびっくりマーク

「分かったよ、下にいるからね」と答えた。

そして4時間目終わりが来た。

私はいつも通り昇降口付近で待機。チャイム後3分、4分、5分が経過。降りて来ない。よし、食べるんだ!合格!例え全く食べられなくてもいい、その気持ちをたくさん褒めよう。そう思いながら帰宅した。

そして、久しぶりに私も1人外食に出た。なぜなら意識を飛ばしたかったから。息子の給食のことを考えない時間にしたかったから。ランチに決めたのはスシローニヤニヤめったにしないおひとり様回転寿司。気兼ねなく食べられるカウンターで好きなものを好きなだけ食べた照れ美味しかった。お会計は2000円超えたけどま、いいや。


そして帰宅。こちらからは聞かないようにしよう、全く食べられなかったら先生は教えてくれるはず。

「ただいまー!給食食べたよ!ご飯とスープは完食したよ!」と帰ってきた。

少なめにしてもらったらしいけど食べられた爆笑爆笑ガッツポーズの心を隠し「そうか、良かったね」と笑顔で冷静に返事。

連絡帳には「ほぼ完食し、私に見せに来てくれました。とても嬉しいです」と書いてあった。

2学期中は安定させること、3学期には週一程度給食にトライすること、を何となくの目標にしていたけど、先生のおかげで早めに実現した。

読書感想文で選んでくださったこと、動画を流す試みをしてくださったこと(これは例年だけど)とてもありがたいきっかけになった。

次はいつ給食にトライできるかな。3学期かな。

ま、でも家ランチの方が安定して食べられるし、給食をガッツリ残すよりいいかな、焦らずゆるく考えることにした。