不安を抱きながら迎えた春休みだったが、何となく調子が上向いている感じだった。
いつだったか記憶はないが、お布団の上生活からリビングでご飯を食べるようになった。ただし1人で。
「お母さんは◯分経ったら降りてきてね」という日もあれば、「呼ぶまで来ないで」という日もあった。
私は2階でネットを見たり本を読んだりしながら時間を過ごせたのでそれまでの布団で長時間黙って付き添うよりかなり楽になっていた。
が、私自身のお腹と胃の調子が悪すぎて息子のことより自分の身体のことを気にするようになっていた。
3月末に夫が帰宅した。引越し業者も来て荷物を下ろして、家が一気に散らかった。
息子が「お父さん、一緒に片付けよう!」と張り切って荷解きを手伝っていた。
そして悲しかった誕生日のような、父親を受け入れないことも食べられないこともなく、春休みが過ぎていった。
家族揃っての食卓は囲まなかったが不安そうな様子がないことに安堵した。
お友達家族と旅行にも行き、あとは4年生の始業式をどう迎えるのか、その心配だけだった。