オンラインカウンセリング(医師免許のある精神科医で摂食障害専門の先生)と並行して、家族会のカウンセラーさんとやりとりを続けていた。

医師の方はとにかく金額が高すぎて(1時間で諭吉さんが複数枚飛びます)月2回が限界だったので、家族会の方をメインにし始めていた。

息子が家にいたのでほぼメールでのやり取りだった。私の限界を伝えると「何時でもいいから連絡ください。わたしが全て受け止めます」と返事が来た。

その言葉で、身体の力が抜けて呼吸が出来るようになった。

聞いてくれる人がいる、分かってくれる人がいる、それだけでこんなに気持ちが落ち着くのかと自分でも驚いてしまった。


朝からの息子とのやりとり、私の抱いた気持ち、息子の言葉、細かく伝えた。

「この言葉は◯◯くんの心に届きません。これはあなたの気持ちを押し付けてます。まずは受け止めて」

と全てにアドバイスやダメ出し?をくださる。

そして、「◯◯くんなら大丈夫、あなたのそのやり方で大丈夫。焦ってはダメ。必ず回復していくから」と繰り返し繰り返し励ましてくださる。


一度だけ最初に電話で話した時共感して電話口で一緒に泣いてくださった。

一般論や自分はこうだった(お子さんが元摂食障害)という経験談は一切なく、◯◯くんはこう思っているのでは?この言葉からそれを感じられないかな?

みたいに読み解いて的確なアドバイスをくださる。

1日に複数回泣きつきメールをしたことも。

真夜中に返信が来たりもした。

この方と出会えてなかったら、もっと病んでいただろうなと思う。

今は月一近況報告連絡をする程度だけど、いつでも相談できる人がいる、という安心感が私を支えてくれている。

と、同時に、こんな吐き出し口が息子にも必要なのだと思うようになった。それが母(私)であることが望ましいのだろうと。

それが出来ず溜め込んで、溜めきれなくなり、身体の異変に現れたのだろうと。


何かの本に書いてあった。

「あいつムカつく!殺してやりテェ!」と親に話す子供は100パーセント殺しませんと。

子「学校に火をつけてやる!」

親「おー、そうか。火をつけるくらい学校嫌なんだぁ」

子「え。付けるわけないだろ」

そんな会話がある家は健全ですと。


吐き出し口、大切だな。