1日を布団で過ごす。朝と昼の食事に90分、夜は180分。朝はトーストと飲み物、昼は麺類半分強、夜は納豆ご飯一膳と味噌汁のみ。
布団の上で壁に向かって食べる。私は自分の食事を終えると息子の背後で本を読んだりiPadを広げたり、あなたのことは気にしていないよ風に演技を続ける。
そんなある日、なんのきっかけか忘れたけど、こんな話をした。
「お母さんが子供のころ、雨でお出かけできない日曜日、じっちゃんが番頭さんになって、旅館ごっこをしたんだよ。お料理出してくれたりお風呂沸かしてくれたりして。楽しかったんだ」
息子は食い付いてきた。「やりたい!番頭さんやる!番頭さんて何?」
・・・昭和でごめんよ。
説明をすると、早速準備が始まった。
お昼も全部用意すると言う。
お風呂を沸かして、タオルなど全部準備をして私を呼びにきた。
「お客様、お風呂が沸きましたのでどうぞ温まってください。その間お食事を準備しますので」と。
11時ごろお風呂ってと思ったけど楽しんでるようなので乗っかって、入浴。
上がると、「お布団でお休みください」
番頭さん、いい感じ![]()
そしてお昼ご飯の登場。
だいぶデカい切り方のサラダうどん、ちくわの梅和え、手羽の塩焼き。
番頭さんの分もあり、完食![]()
気分が良ければ食べられる。本当にこれに尽きる。
ここから何か変わるかなと少し期待したけれどこのイベントが終わるとまたお布団生活に戻った。夕飯は200分を超え、19時スタートが22時半になっても終わらない。納豆を1粒乗せては食べを繰り返して箸が止まり、布団の糸屑を引っ張ってみたり自分の足を触ってみたり。
夏から秋の一番痩せてしまっていた時期より炭水化物だけでも食べられているのは良いかもしれないけど、夏は寝る前にエンシュア1缶とコーンフレーク、アイスなど補食は良く食べていた。
今はそんな時間もない。食べ終わったらすぐ寝かせないと日が変わる。
エンシュアは絶対に嫌。その代わりご飯は何が何でも200グラムは食べる、息子の意地だった。
この頃から私の身体に異変が生じ始める。
