3年生になるまではごくごく当たり前に元気な毎日を送っていた。
朝は弱いけれど登校班に遅れることなく学校に行き、給食も完食し、勉強も楽しんで、放課後はプールやテニス、英語やピアノに通っていた。
担任との面談でも褒められることばかりで、他は雑談ばかり。
読書感想文や硬筆や書き初めなどで選ばれて県まで進んだりもしていた。
自慢とかではなくて割と何でも出来る子だと思う。
でも、今思えばこの「何でも出来る子でいること」が苦しかったのかもしれない。
何でも出来る子であろうとしすぎて心が壊れてしまったのかもしれない、今となってはそう思う。
過去は変えられないのだけれど。
3年生になり環境がガラリと変わった。
まずは担任。新しく赴任してきた若い人。
最初の懇談会で名前だけの自己紹介で驚いた。1、2年の担任は年齢含め、家族構成や、今までの経歴などを話してくれたので、「息子さんがいるんだ、なら男の子の扱い方もうまいだろうな」なんて安心できたので、今年の担任には漠然と不安を覚えた。推定で20代後半。子供にも年齢を明かさないそうだ。住んでる地域さえも。
暑中見舞いを出したが返信はなかった。
年賀状を出したら新学期が始まってから、画用紙を切ったものに印刷されたものを年賀状を出した子だけに配布したそうだ。
そこには宛先もなく自筆コメントもなく単なる印刷物でしかなかった。
病気になったのはこの担任のせいとは思わないけれどこの担任でなかったら発症しなかったかもしれないなとは思う。
今更言っても仕方ないけれど。