中目黒「モアナリラクゼーション中目黒」〜フェアプレイなセラピスト〜 | エステまるさんのブログ

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なんか疲れている。肉体的な疲れよりも精神的な疲れからくる疲労?? そんな時は、マッサージを受けて癒されたい、疲れをとりたい。そんなドキドキ体験をリアルに語ります。

恵比寿のお気に入り店がなかなか見つからないジレンマ。少しエリアを変えて、中目黒地区を訪問してみようと思い、中目黒の日本人店を探す。店舗型、一般エステ店が条件。体の疲れとともに、心の疲れまで取れるようなセラピストが多いお店が理想だ。

ふむふむ、「ハワイリゾートをイメージしたプライベート空間」。完全個室はいいなあ。セラピストは、「おもてなしの心」で接客。このコンセプトは期待できる。よし、予約してみよう。今回の訪問先、モアナリラクゼーション中目黒に電話をする。

受付の電話対応からは、おもてなしの心を感じることが出来ない。初めて電話するというのに、感謝の気持ちが電話ごしに伝わってこない。大丈夫だろうか。少しの不安がある。お店の印象は、予約の電話から始まっていることを意識して欲しいものだ。でも、予約したい時間に予約が出来るようなので、予約の手続きを終えた。

予約の時間になり、目印となる場所へ向かう。通勤帰りと思われるOL風の女性を見ると、恵比寿ほどかわいい女性がいないような気がして、あまり期待が出来ないのでは、と考え始める。目印の場所から目的地を案内してもらい、その場所へ行くと、サラリーマン風の男が何人か入っていく姿が見える。思わず入るのを躊躇してしまう。少し入るタイミングを変えて、再びエントランスに入る。チャイムを押し、誰か入って来ないかと気にしながらエントランスのドアが開くのを待つ。無事に誰からも目撃されずに突破した。

中目黒というと、高級なイメージがあったが、この建物は決して高級とはいえない。施術部屋の雰囲気に期待かな。さあ、おもてなしの心を持ったセラピストとのご対面だ。

チャイムを鳴らし、セラピストとのご対面を待つ。一気に開く扉。緊張して、下向き加減の目線はセラピストの脚を捉える。セクシーな脚ではない。やや太い感じである。一瞬不安になったが、セラピストの顔を見て安心した。かわいらしいセラピストだ。ただ、かわいいけど男性に頼るのではなく、自立して強い精神力を持っていそうなタイプである。口説くのは難しそうなタイプかな。

そんなセラピストにオプションを有無を聞かれるが、口説けそうにないので遠慮したいと思ったが、すぐに断るのも悪いので、オプションのディープリンパとホットジェルの説明を受けた。オプションの説明を聞いた上で、やはり今回はオプションなしにし、90分11,000円を払った。服を脱ぎ、シャワー室に入る。ユニットバスだ。シャワー室としては、苦手なタイプ。さっさとこの狭い空間から逃れたいものだ。いつもなら、シャワー室で今日の戦略を考えるものの、この空間では思考回路が働かない。シャワーを浴び終わり廊下に出ると、すぐそこにいると思っていたセラピストがいない。セラピストは、廊下を少し歩いた施術部屋の近くで待っているのだ。シャワー後は、シャワー室を出たところで待っていて欲しいものだ。おもてなしの心という単語が遠のいていく。

腰に巻いたタオルが落ちないように、ゆっくりと施術部屋まで歩く。うつ伏せから施術が始まる。ハワイアンなヒーリングミュージックとともに、ゆったりとした時間が流れる。施術が始まってから、少し会話をしていたが、イマイチ盛り上がらない会話。感性の相性は合わないようだ。セラピストは、素敵なタイプであるが、自分のようないけていないオヤジレベルまで落とした会話はしないのだろう。会話をすること自体がだんだん申し訳なくなってきた。

肝心なお店の話。この施術部屋と同じようなワンルームが別の階にもあるようだ。施術部屋は2つ。セラピストとのプライベート空間。ハワイアンなヒーリングミュージック。なかなか良い環境だ。ただ、外の音がよく聞こえてくるのが残念だ。せっかくの雰囲気もクラクションの音や、人の声で、そのムードを壊してしまう。

施術は、そんな雑踏などお構いなしに進んでいく。うつ伏せ施術では、体がほぐされ、まったりしてきた。小さめの紙パンツを履くが、息子がはみ出しそうなハプニングもなく、紙パンツを前後ろ逆に履いてもはみ出さないのでは、と思うくらいおとなしくしている。

オイルを拭くために、セラピストが部屋を出る。起き上がって時計を見る。残り時間は30分。このまま終わるのだろうか。蒸しタオルを持って戻ってきたセラピストは、丁寧にオイルを拭き取ると、仰向けのサインを出した。

久しぶりに見るセラピストの顔。美形である。笑顔はないが、冷たい感じもなく、親しみがもてる。カエル脚のようなポーズにさせると、紙パンツのラインギリギリまでセラピストの指が近づいてくる。タッチラインを割らない見事なパスのように、エロさ領域には触れない見事なタッチだ。両脚のカエル脚ポーズが終わると、股の間に入ってくるセラピスト。ももとももが接触する感触がないのは寂しい。どうも接触プレーは嫌いなようである。

距離を置いたディフェンスは、フェアプレイそのものである。そんな距離感で、ももの付け根をサワサワしてくる。その微妙なタッチを感じたいところであるが、急に会話を始めてきた。会話が入ると、この程度のサワサワでは何も感じなくなってしまう。それを知っての頭脳戦なのか。なかなか頭が良いセラピストだ。息子が大きくなっては困ると感じたのか、とっさにかわす戦術はなかなかのものだ。

結局、息子は、一度もピッチに立つことがなかった。シャワー室でオイルを流し、服をさっさと着て、部屋を後にした。癒されることはなかったが、セラピストとの相性が合えば、楽しい時間になりそうである。