リニューアルオープンと大々的にホームページに書かれているので、日本人店好きとしては、行かなければと思い、早速予約の電話をする。いつもながら電話に出るのが遅い。新入社員だったら、先輩に怒られているだろう。
予約をしたいことを伝えると、
「会員の方ですか?」
と、いきなり聞かれた。そういえば、いつもそんな唐突な聞かれ方だったことを思い出した。リニューアルしたが、電話の応対はリニューアルされていない。
エクセレントもシャトー・ドールもどっちも3回以上行ったことがあるが、会員証をもらったことがない。だから、会員番号もない。この会員制度は何だろう、とふと疑問に思う。
訪問したことがあることを伝えると、予約のコースを聞かれた。90分12,000円だ。エステまる的には、90分13,000円までが許容範囲なので、価格的には満足だ。
しかし、そんな満足も束の間、新しいシステムの説明を電話口で受ける。回春がないとは言わない。どんな施術かを延々と説明される。きれいなセラピストを目の前にして説明を受けるのであれば、多少は我慢が出来るが、たいして説明もうまくなく、丁寧さもない口調で話しを続けられるのはうんざりだ。
だから、システムの変更のことは分かっていることを伝えた。
リニューアルオープンした施術場所は、エクセレントがあったマンションだ。五反田駅から大通りを歩き、ひたすら目的地に向かう。徒歩3分にしては、遠いなぁ~、と思いながらもひたすら歩き、目的地に到着。そして、指定された部屋へ向かう。
エクセレントが何号室だったか覚えていないが、この部屋じゃなかったような気がするなぁ~、と思いながら、チャイムを鳴らす。セラピストとのご対面だ。・・・悪くはないが、かわいくはない。角度によっては、かわいいかも、というタイプ。
丈の短い施術服は魅力的ではあるが、たいして興奮はしなかった。部屋に入り、さっさと服を脱ぎ始め、シャワーを浴びる準備しようとすると、シャワー後に、紙ショーツをはいて下さい、と言われる。さらに、Tバックタイプと普通のタイプのどちらが良いか聞かれる。本当は、どちらもはきたくないが(笑)、このセラピストには冗談が通じないと思いながらも、
「どっちでもいいです。」と。
すると、
「じゃあ、Tバックで。」と、すすめてきた。
おっ、意外と楽しい子かも、と少しだけ期待した。
シャワーを浴び、Tバックにはきかえ、うつ伏せの施術がスタートした。弱くなめらかな手つきは、自分好みである。足裏から始まりだんだんと上半身に上がってくるが、顔を横に向けている自分の視野にセラピストはなかなか入ってこない。マッサージのスタンスが後方気味である。
な~んだ、つまんないなぁ~、と山口さんちのつとむくん状態である。会話もない。バックミュージックの波の音は空しさを増幅させる。
そうこうしているうちに、あっという間に仰向けの施術になろうとしている。
「それでは、仰向けでお願いします。」と。
いつもほどのうれしい響きではないが、やはりうれしい。
がっ、
え~~~っ!!
顔にタオルをかけられた。何も見えない。頭の上部から、胸のあたりをマッサージしているが、胸が近づいているのを間近で見られない。マジかよ~(笑)。シャレにもなれない(悲)。
しばらくすると、セラピストは、体の下の方に移動していく。一通り全身が終わっても、スネや足裏あたりをマッサージしている。自分から遠い場所にずっといる。もちろん、顔にタオルがかかったままである。わずかなスキマからその様子が見える程度である。
そして・・・
「はい、お時間になりました。・・・。シャワーを準備してきます。」と言い部屋を出るセラピスト。
あの~タオルかかったままなんですがぁ~、といいたい気分だ。シャワーの準備が出来たようで、部屋に戻ってくるが、タオルはそのまま。タオルを顔につけたまま、半身起き上がってみたが、無反応。
この反応で、急に自分がしていることがバカらしくなってきた。つっこんで欲しかった・・・(悲)。
タオルをさっさと取り、シャワーへ向かった。いろいろなものが流れていった。もちろん、Tバックトークの時に感じた「少しの期待」も流れていった。
部屋に戻り、お茶を飲むが・・・会話なし。波の音が遠のき砂浜しかなくなった。そして、砂浜はドライに。あ~心までドライだ(悲)。
回春がないことは知っていたが、上品なセラピストとの癒しの空間を期待していた。しかし、癒しの空間でも何でもなく、ただ淡々とマッサージされただけ。リラクゼーションというよりは、フラストレーションである。そんなことを感じながら、さっさと着替え、店を出た。
これからどうしようか、と考えた。ここは五反田だ。新しいシステムになったリラックスへ行こうか、とも考えたが、こんな日はおとなしく帰る方がいいだろう。でも、わざわざ五反田まで来たのだから満足して帰りたい。辺りを見回した。
吉野家を発見。今まで食べたことのない特盛りに挑戦。初特盛りだ。うまい!!
シャトー・ドールに来たが、ビーフボールで締めくくった寂しい日であった。