
急に気が向いて
途中の駅で降りた
そして
通っていた高校へ
行くのは卒業式以来
なかったものがあったり
あったものがなかったり
私が通っていた高校は
そこにあるけど
もう入ることが許されない空間がある
これを感じるのが嫌で
卒業以来行かなかった
しかし
実際高校を目の前にすると
そんなことよりも
ただ懐かしさが込み上げて
あ―もう私はここにいるべきじゃない
そう実感した
高校生の頃は
自分の将来は疑わなかったし
自分は何でも出来る
とか、
よく分からない根拠で
自信満々だった
でも
それでも時々
ダメになるときもあり
そんな時は
高校の近くの公園で1人
ぶらぶらしていた
4年ぶり
そこに行く
そこから見えるのは
瀬戸内海まで見渡せる
市内一望
夜景になると
かなりのデートスポット
その景色見て
景色は変わらないのに
自分は変われたのか?と
考えてみた
良かった
高校生の頃に求めていた
自分じゃないとしても
許せる自分がいた
嬉しくなり
階段をぴょんぴょん降りて
友達の告白の話を
泣きながら聞いたりした
甘酸っぱい思い出の
裏通りを
今日は1人で歩く
あ
油性ペンで
「第31代生徒会長、ここに見参」
と名前と共に書いた机は
まだ残っているだろうか
きっと、私は
一生確認することはない
それでいい