エステクニカルワークスです。
本日は先日のGP1300Rの修理の続きです。
ステアリングシャフトは無事修理完了しましたので次はフロントのストレージボックスです。
正式名称はロッカーだったと思います。
通常、ここにアンカーなどを入れると思いますがアンカーを入れたまま乗ってしまうと重みでボックスが抜けてしまいます。
新しい時はプラスチックが劣化していないため大丈夫のようですが、10年以上前のものなので当然劣化していて強度が無くなってしまっております。
新品はもちろん生産中止で手に入らず、中古もほとんど出回らずという感じなので修理します。
そこそこ形が残っているので型取りして全部FRPで作り直してもいいのですが型を作るほど数を作らない(何個もいらない)ので今回は部分修理で行います。
それでは修理していきます。
まずは破片をはめてはんだゴテで溶かしながら溶着していきます。
FRPを貼る準備として密着をよくするため下地を荒らします。
青い線はガラスマットを貼る位置の目安です。
破片がない穴は裏から養生テープで塞ぎます。
次にはガラスマットを貼って樹脂を塗っていきますが手がベタベタでふさがってしまうので写真は貼り終えた後です。
貼ったままだとチクチクしてケガをするのでサンダーで均します。
2回ほどパテを入れてだいたいの形にします。
そこそこいい感じになったのでここでサフを入れてみます。
巣穴は多少ありますが見えるところではないのでギリギリ許容できるレベルでしょうか。
暗くなったのでこの日はここまで。
あとは巣穴を埋めて色を決めて完成です。
ブログでは簡単に書いていますが、粉まみれで結構大変なんですよ。
あまりやりたい作業ではありません。
本日はこの辺で失礼しますね。
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