6月の二十四節ー夏至
夏の暦:立夏5/5 小満5/21 芒種6/6 夏至6/21 小暑7/7 大暑7/22
6月21日(日)は夏至(げし)です。
夏至は一年のなかで昼が一番長い日です。
暦上ではもう真夏日に入りました
天気の特徴:
涼しい日がつづき、それほどムシムシとは感じない。
漢方養生:
夏至の終始は梅雨の時期に入り、今年は空梅雨でしょうか?
空梅雨にも関わらず、頭/足が重くだるい、朝起きたばかりなのに頭がすっきりしない、いやな口臭に悩む、ニキビができやすい...
それらの共通の原因が体内の湿気である、というのが漢方の考え方です。これがいわゆる「内湿」です。
内湿があれば外湿もありますが、それぞれ「湿邪」(しつじゃ)に属します。
今年の4月「穀雨」の記事で「外湿」のお話をしましたが、今回は「内湿」ができる原因や、体に現れるささやかな変化とその対策を話しましょう
内湿
体内に余分な水分がある上に、体の不調につながること→内湿といわれます。
からだの不調感:全身だるい、口臭、軟便、ニキビがでやすい
原因
①暴飲暴食
②冷たいものを摂りすぎ
③運動不足
対策
①真夏日でも常温のドリンクをのむようにしましょう。
②夏でも朝生姜を食べましょう。
③だらだら汗をかかないような、ゆったりとした運動をしましょう。
内湿をとるツボ→承山(しょうざん)
位置
ふくらはぎの筋肉の下端中央にあるツボです。
あるいは、アキレス腱と筋肉の境目あたりに位置します。
押して痛みを感じれば、体内の湿気がこもってる証拠。
方法
片足につき2,3分間「承山」を押し揉みます。両足行います。
一日×3セット。
一ヶ月続くと、体の変化がわかります。
ぜひお試しください
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