【音楽ネタ】天才、鬼才ジョン・ゾーン | 大ぬっぽん帝國万歳!!

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私のハンドルネーム「ぬっぽん」とは、民主党政権誕生辺りから政治に目覚め、ネットで政治ネタを漁っていると、愛国心にも目覚め国名を名乗りたかったのですが、おこがましいので「ぬっぽん」となりました。そんなしょーもないおっさんの他愛もない日常を記したブログです。

 

 

 

 

この間久しぶりにイタリアの音楽デュオ「MUSICA NUDA」を聞いたら、当時好きだったジョン・ゾーンを思い出しました。

 

確かユダヤ系アメリカ人のサックス奏者で、ベースはジャズなのかも知れませんが、ジャンルの枠に当てはまらないというか、誰も思いつかないような音楽を作り出します。

 

最初に聴いたのは確か20代の頃で輸入盤屋でジャケ買い(アルバムのジャケットデザインに惹かれて購入する事)したネイキッドシティと言うアルバムでした。

 

 

この頃はジャズはまだ聞いていなくて、ロックを聞いていたと思います。

ジャケがジャズと言うよりはロックぽかった。

しかし音は、フリージャズの更に一歩上を行くような音で、まったく理解出来ませんでした。

それからジョンゾーンを耳にする事はありませんでしたが、ピグDJ時代にたまたま発見したこの「Lilin」という曲を聞き衝撃を受けてしまいましたw

 

コンテンポラリージャズの中でも一歩先を行く曲の構成で、途中、各奏者達がアドリブでかなり好きな様に演奏していますが、曲としてちゃんと成立していて、各楽器の音がぴったり嵌っている様に聞こえます。

 

他の曲も斬新と言うか、革新的な音が多く、普段ポップスを聞いているような方々には、難解な曲ばかりかもしれませんが、自称音楽マニアの私にはたまらない曲ばかりですw

 

曲をパクる。と言う行為がありますが、別に他のミュージシャンが作った曲であっても、奏者が独自の解釈で新しい音に作り替える事はジャズやクラシックでは誰でもやっています。

しかしジョン・ゾーンは我が道を行き、他の誰にも発想できないような音楽を作っています。

 

ジョン・ゾーンの音楽を文章で上手く説明出来ているかどうか分かりませんが、興味を持った方がいたなら、You tubeで検索して聞いてみてください。

 

新しい世界が開けるかも。