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私は特に「漫画」や「アニメ」が好きな訳ではありませんが、「鳥山明」氏は思い出深い漫画家でした。
小学生の頃、我が家では漫画を読む事を禁止されていて、家には漫画がありませんでした。
しかし友達は皆漫画を読んでいたし、毎週月曜日になると「少年ジャンプ」を買っていました。
私は友達の家に遊びに行った時にコミックやジャンプを読ませてもらっていて、自分も月曜日にジャンプを買いたかったので、貰ったお小遣いでこっそりジャンプを買って読んでいました。
ジャンプを買い始めてすぐに始まった連載が「Dr.スランプで、これが面白くて。
毎週月曜日のジャンプ発売が楽しみで、ワクワクしながら読んでいた記憶があります。「Dr.スランプ」はその後、アニメ化されたり、コミックスも飛ぶように売れたと思います。
忘れられないのが、則巻千兵博士が履いていた下着「かぼちゃパンツ」
当時の小学生は皆、このかぼちゃパンツを下着で履いていましたが、この子供用のパンツを「かぼちゃパンツ」と命名したのは「アラレちゃん」でした。
当時、中学生になってもかぼちゃパンツを履いていたら、子供用下着の象徴なので、友達に「かぼちゃパンツ履いてる!」とバカにされる様になり、日本の男子中学生のパンツから「かぼちゃパンツ」を駆逐w
私のパンツも中1から白いブリーフになりましたw
しかし人気絶頂の中いきなり最終回を迎え、その後すぐに「ドラゴンボール」の連載が始まりました。
ストーリーは今更書かなくても、国民的漫画なので知らない人はいないと思います。
天下一武道会で優勝後、ストーリーもどんどん膨らんでいき、宇宙レベルになっていきましたが、通常、普通の漫画では膨らみ過ぎたストーリーはつまらなくなり、嫌気した読者が離れていくものですが、ドラゴンボールは面白いままで、子供から大人まで多くのファンに愛されました。
アニメ化もされ、国内だけでなく海外にも多くのファンを持ち、日本の「漫画」や「アニメ」を世界中に普及させる礎になった作品では無いでしょうか。
元々漫画はドメスティックな文化で、大人になっても漫画に夢中な日本人を、醒めた目で見る外国人もいましたが、今ではそんな外国人も漫画に夢中です。
日本の「漫画」「アニメ」を極東島国の小さな文化から、世界に広がる文化に育てた礎は間違いなく「鳥山明」氏の「ドラゴンボール」。
偉大な漫画家でした、鳥山明さん。
場末の小さなブログからですが、お悔み申し上げます。