昨日から大騒ぎのFA人的保障の件ですが、急遽、今日になり和田さんから甲斐野投手に変りました。
今回の騒動を私なりに推測してみました。
SB監督の小久保氏は来期、和田さんを開幕からローテーションに入れると発言されていたので、プロテクト漏れは考えていなかったと思います。
ただ、フロントが監督に相談せず、独断で「チーム最高齢の和田さんはプロテクトしなくても、取られる事は無いだろう」と考えプロテクトを外す。
しかし、若く有望な左投手が多い西武は和田さんがプロテクトされていなかったので、若手の手本としても有益な和田さんを獲得しようと、SB側に打診すると、SB側は大慌て。マスコミにも漏れてしまい大々的に報道されてしまう。
まさか、和田さんを指名されるとは思っていなかったSB。
和田さんもプロテクト漏れにショックを受けたそうです。
一方、FAのルールに則り、和田さんを指名した西武に過失はありません。
恐らく、SB側から西武に和田さんから選手の変更を依頼。
SB側の手落ちによる変更依頼の為に、本来プロテクトしていた選手まで交換要員にせざる負えなくなってしまう。
甲斐野投手は18年ドラ1で、昨年の田中正義投手の様に埋もれていた投手ではなく、故障による離脱もあったが、ばりばりのクローザー、セットアッパーで、間違いなくプロテクトされていたと思う。
甲斐野投手については、SB側からの提案か、西武からの要請かは分かりませんが、SB側の過失の為、出血やむなしで泣く泣く甲斐野投手を手放したのではないかと思います。
SBの慢心により、自チームの和田さん、甲斐野さん、相手チームの西武にすっかり迷惑を掛けてしまいましたね。
資金力をバックに強大な戦力補強を行っても、優勝から遠ざかっているソフトバンク。その原因は、フロントと現場の意思疎通が出来ていない事が原因かもしれませんね。