日産ルノーの子会社から脱出 | 大ぬっぽん帝國万歳!!

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私のハンドルネーム「ぬっぽん」とは、民主党政権誕生辺りから政治に目覚め、ネットで政治ネタを漁っていると、愛国心にも目覚め国名を名乗りたかったのですが、おこがましいので「ぬっぽん」となりました。そんなしょーもないおっさんの他愛もない日常を記したブログです。

 

 

 

 

 

 

倒産しそうな日産がルノーから出資を受けたのが1999年だから、24年間の間ずっと日産より規模の小さいルノーの子会社でしたが、この度、子会社から脱出(笑)し、対等なパートナー企業なったそうです。

 

何故日産が危機に陥ったかと言うと、リストラ出来なかったからだと記憶しています。

経営不振に陥っても、労組が強く、リストラや会社の資産を売却出来ず、また、JALと同様に、巨額な福利厚生費や企業年金をカット出来ずにいたのを、ルノーから送り込まれた「コストカッター」「リストラ屋」のカルロス・ゴーンが日産に大ナタを振るい、巨額のコストカットを行うと、日産は大復活し、優良企業へと生まれ変わりました。

 

しかし、以前は「技術の日産」と自称し、その技術力には定評がありましたが、研究開発費を削られ、自慢の技術は見る影も無くなってしまいました。

 

元々の企業規模も日産の方がルノーより大きく、大した技術力も無かったルノーは、日産が優良企業になると、日産からの献上される配当や技術をチューチューと吸い取り、甘い汁を吸い続けていました。

 

すると、すっかり息を吹き返した日産からすればこれは面白くない。更に、ルノー日産の中では日本での売り上げは5%程なので、日本市場は軽視され、国内での新型車の発売はずっと見送られ続けました。

 

私も車購入を検討する際、日産のHPを見ましたが、魅力ある車が有りませんでした。メーカーと違い車を販売するディーラーはその地域の会社なので、日産ディーラーの経営は大変だったと思います。

 

ルノーの子会社になってから24年間、日産はやっと子会社の立場から脱出し、美味しい汁をチューチューと吸われる事無く独立性を担保出来るようになりました。

 

おめでとうございます。

日産。