昔から家が建ち並んでいる土地は、塀で四方が囲まれていても
隣地との境界が曖昧な土地が多々あります。
今年の春に決済させていただいた物件でしたが

青〇↑一見すると正しい杭のように見え
この目印を境にブロックが建てられています。
接道は一項一号道路。
写真の土地境界どこだと思いますか?
青く丸した杭のようなものではなく
ここです↓

隣地及び道路境界はポールの位置。
これも越境物事案でした。
この時は、越境物解消せずに覚書を締結させていただきました。
写真とは全く関係ないのですが
売買する際に、売主様の責任で境界明示をしていただくのですが
15年ほど前だったと思います。
売主様で「費用がかかるから絶対に境界確定はしたくない」という方がおられました。買主さんも「広い土地だし多少違っていても良い。明示無しで良いので買います」ということで了解の上、その旨記載し契約、決済をしたことがありました。
売主様が知人でもあり何とか頼むと言われていたのと
買主さんも大らかな感じでの良い方で細かい事気にしないのでと言われてたのですが
その後、買主さんから「あの時は了解はしたけども、思っていた境界と違う」というクレームが当社に来ました。
想像と違ったとかなんとかで・・。
この状態を収めるのに随分と時間を費やしたものです。
後で思えば、契約を流すべきだったと思いました。
それまでは、実施率99%だったのですが
既にある杭も動きますし
これ以降100%、地籍調査が完了している土地などは除き、必ず売主様に境界確定をしていただくことにしました。地籍調査が終わっていても杭が飛んでいたら、杭復元迄はお願いしております。
この話を他の不動産業者さんと話をしていたら
細かいな~と言われましたが、売主の責任で明示するものを仲介業者にクレームきたらその方が大変なことに遭遇していないからでしょう。
確かに15年前のことはめったにない状況だったのですが
仕事に隙を残してはやはりダメだな~と思った良い経験でした。
杭を残して悔いを残さず・・その通りです。