エスタジの栄光をあちこちで
褒めて頂き、
かなり有頂天になってます(笑)




ただ、
エスタジはここまで
順風満帆ではありませんでした。





今日は
そんなエスタジ佐世保
紆余曲折の物語。







もう15年ほど前から
九州リーグに通い続けました。






もちろん、
観戦です。





長崎開催は当たり前、
佐賀県、福岡県、
遠くは
鹿児島県。





時間さえあれば、
1試合だけでも観に行ってました。




試合が終わったチームの代表者や監督さんたち、

(藤川さん、トモさん、ヒロカズさん、まきさんなどなど)

と試合を観戦することも多く、


そこで
一緒に観るだけでも
とても誇りに思い、
また、嬉しく思っていたことを覚えてます。











「え?
県リーグのチームがわざわざ観に来てるんですか?」

とか、

「佐世保から?好きですねー(笑)」

などと、

あまり絡みのない人たちから
言われたことも少なくありません。






いつかは
九州で。


いつかは
この名門チームと対戦したい。

と、、


思いながら、

夢見ながら、

通い続けておりました。




それから
10年が経ち、
長崎県リーグ初優勝。


それから2度、
参入戦に出たり、
入替戦まで進出したりもしましたが、

勝てそうで勝てない壁を感じ、

九州リーグはほど遠い。




もう、
ここにたどり着くのは無理なのかなぁ、、。




と思うことも度々
ありました。







九州リーグ昇格!
を掲げながら、

勝てない時期が続き、、

反面、
長崎から九州リーグに昇格チームや、
エスタジより順位が上の佐世保のチームも多く現れました。






そういう状況でしたので、、






2年前、

エスタジ佐世保は

解散を決定しました。






当時、
チームミーティングを何度も重ねました。






チーム名は変わり、

選手は入れ替わっても、

【元エスタジ】

というチームは

残ってくれると思ってました。





チーム名変更OK
どこかのチームと合併してもOK
エムブレムももちろん消滅。





僕もチームを離れる

と伝えました。

(この時期にランブレッタにお世話になることが決定。この話はまた後日。)






が、、、。




チームミーティングの結果、

【現状では存続が困難。】

という答えが返ってきて、、。






実質の解散状態となりました。








丸1日、、
真剣に考えました。








【自分自身がやらなきゃ
エスタジは無くなるんだ。】







エスタジのエムブレムや、
これまで在籍してくれたチームメイトのみんなの顔が次々と浮かんできて、、




もう一度やろう。


という決断を下しました。






混じりっけなしの、

エスタジ佐世保としての再出発。



チームメイトに頭を下げて、
もう一度やってくださいと、
お願いをしました。





保留あり、
引退あり、
退団あり、
移籍あり、、。




紆余曲折あり、、


ながらも、
選手のみんなは復帰を決めてくれて、
どうにかチームとして
残ることが出来ました。









もちろん、
エスタジ号が


【沈みゆく船】

というのは

長崎県内、佐世保市内、
誰もが分かっていたので、



県1部はもちろん、
県2部から入ってくれる選手もおらず、

佐世保サッカーリーグの若い子にも断られる始末、、。





新入団メンバーなどは
ゼロでした。









それでも
充分。






僕の頭に
500円玉大の円形脱毛証が発生しましたが
(チャムのノブくんが第一発見者(笑))


残ってくれた選手たち、

新しく

林田しんじ総監督、

中嶋監督に就任して頂き、

チームとして

代表として、
やれることを精一杯やりました。





最初のトレーニングに
集まったのは、、

6人?

だったかな。





隣のコートで
やってるチームの活気や元気が
なんとも眩しくて、


反対側が輝けば、輝くほど
こっちは光が当たらなくて、
寂しくて、、


少ない中でやってくれる選手たちに
申し訳なく思いました。









なんどもブログに書きましたが、

2018シーズンの

エスタジの目標は

長崎県リーグ4位以内
(上位リーグだけは、、)


だったのです。







それが、
シンジ、中嶋、ダブル監督を筆頭に、
リョウスケキャプテンを中心に、
ハード過ぎるトレーニングを重ねた結果、

あれよ、あれよ
という間に、
連勝を重ね
無敗で優勝。




シーズン途中には
ゆうき、龍之介、たけし、タッペイ
という4人が入団してくれました。




大きな力となったエスタジは、
九州リーグ参入戦も
無敗で優勝し、
九州2部に昇格。



その間に行われた、
フットサル選手権は長崎県予選
前人未到の3連覇達成です。









2019-2020シーズンに
入り、
九州2部リーグも
優勝、

そして
フットサル選手権長崎県予選も
4連覇達成。
(2年連続九州ベスト8)


の成績です。





そして、
遂に、
来シーズンは
フットサル九州1部リーグ
というアマチュア最高峰の舞台に立ちます。






サッカーチームとして発足し25年間、
フットサルチームとして
15年間やって来て、


ここ数年は、

エスタジは弱い
エスタジは終わった

という声も聞こえて来る中で、

今回、

九州1部リーグに昇格することになりました。






いま、
九州のフットサル界の中で、

「エスタジ弱いよね」

という人は皆無だと思います。



(RDの皆様は思うかもけど(笑))






人生は
上手くいくことばかりが
素晴らしい人生ではないと思いますし、

現状が泣きたいくらい辛くても、
八方がとてつもなく高い壁に囲まれても、

半年後、1年後には
物事が好転することも多々あります。
(もちろん、その逆もあります。)




好転しなくても
半転くらいはするかもしれません。




エスタジの場合は
15年後ですけどね、、笑





僕は
政治家でもあり、
会社経営者でもあり、
スポーツチームの選手兼代表でもあります。





ビジネスの世界でも、、
スポーツの世界でも、、
政治の世界でも、、





負けること
失敗すること
反省すること


多々あるし、

致し方ありません。





ただ、

目標がある以上は

そこに向かって

進んでいけばいい。




何が重要かと言えば、、



諦めたら
終わりです。






自分自身、
白旗を上げなければ、

負けてやめなければ、

いつか物事は

好転する。





もちろん

好転するためには

努力も必要、

這いつくばることも必要、

周りの支えも必要。




何より、
並々ならぬ覚悟が必要です。







エスタジのみんなは
一度、
暗闇の真っ只中に放り込まれました。



ただ、
それでも
這いつくばり、
這い上がり、
数多の障害物と戦いながら、

暗闇から脱出する

強さを手に入れました。





この強さや経験は
必ず人生の役に立つと思います。




実質、
代表の僕は、
すごく役に立ってますから^ - ^








進むのも自分自身。
諦めるのも自分自身。

どうあがいても
自分自身の選択ですから、

他者を恨むことがないように。






そんな

紆余曲折や
とんでもない試練を与えられた

僕ですから、

僕の周囲にいる人は、

絶対に支えになってあげたいと思ってます^ - ^




いや、
支えになります。









いま、
物事が上手くいってない皆様、

いま、
逆境と戦ってる皆様、

いま、
何かにチャレンジしてる皆様、




エスタジのような
わずか2年前の、
倒産(廃部)寸前から


2年後には栄光の真っ只中に
いるチームがいることも
胸に刻んで頂ければと思います。














日頃からトレーニングしてる選手や
チーム運営をしてくれるマネージャー
練習メニューに創意工夫してくれる監督たち
スポンサー様、サポーターさん、
応援に駆けつけてくれる女神や男神たち(笑)







全ての
エスタジファミリーに感謝です。






あ、

もちろん、、



この人たちも
含めてね(笑)





さぁ、
26年目のシーズン、
フットサル九州1部リーグも、
頑張ります(^^)