【首相案件】
なるキーワードが昨日から飛び交っておりますね。
森友学園で、
佐川さんが、
「刑事訴追のおそれがありますので、答弁は差し控えます。」
を連発し、
その行方は司法に委ねられております。
それから時間が経たずに
今度は、
元総理秘書官が、
加計学園を「首相案件」と愛媛県職員に言った備忘録が表に出てきたみたいです。
まぁ、
この状況で愛媛県の職員がでっち上げることはさすがにないでしょうから、
当時の総理秘書官が、
首相案件
と言ったことは間違いないでしょうかね、、。
その総理秘書官は、
愛媛県の職員にも、今治市の職員にも
「会った記憶がない」
としか言いませんから、
確認のしようがありませんね、 、。
さて、
首相案件。
これは本当に
判断が難しいものですね。
安倍首相が何も言ってなくても、
総理秘書官が気を利かせて、
“これは首相が求めているものだから、
なんとしてもやり抜こう!”
と思う可能性ももちろんあります。
(だって、官僚の人事は政治家が握ってますから、そりゃ気を使うことは間違いありません、
)
安倍首相と加計理事長は、
学生時代からの友人。
その2人が別々のステージで
頑張って、
どちらもトップまで登りつめる。
周囲はそれを知っているから、
ここで、
いわゆる
【忖度】
が生まれた可能性ももちろんあります。
ただ、
部下(担当者)が勝手に動いたとなると、
それはトップである2人にはどうしようもありませんよね、、。
安倍首相が、
「あそこはカケちゃんがやりたいって言ってるからどうにかしてあげてよ〜」
と総理秘書官に言ってる証拠があれば別ですが、
現段階では、
総理秘書官が【首相案件】と言って、
いわゆる岩盤規制に穴を開けたのかもしれません。
総理秘書官が手柄を立てるために、
勝手に動いたのか?
それとも誰かが(政治家)が強烈に後押しして、
加計学園に獣医学部を設立させたのか?
謎は深まるばかり、、。
はっきりしてるのは、
この問題が、
森友問題と同じように、
クリアーになる可能性は限りなく低い、ってこと。
どちらかが嘘をついてる可能性があるのですが、
それを証明できる何かが出てこない限りは、
どうしようもありません。
もしくは、
自衛隊日報と同じように、
1年以上が経過し、
何かが見つかるのか、、、
元総理秘書官を、
参考人招致が行われる可能性もありますが、
そこで何を語るのか。
佐川さんの時と同じような、似たような答弁が繰り返されることになりそうですね、、。
ただ、
もう加計学園の獣医学部はスタートしております。
そこに通う学生たちには何の落ち度もありません。
“加計学園の獣医学部”
ってだけで色眼鏡で見られるでしょうが、
それは、そこだけは、、
そっとしておかなきゃなりません。
獣医になって動物たちを助ける!
という大志を持った学生たちまで巻き込むことだけは、
絶対にあってはならないものだと思います。
学生の皆様には、
自信と誇りを持って、
正々堂々と学んで欲しいものですね(^^)