サッカー界で知らない人はいない。
バルセロナに黄金時代をもたらした、
グアルディオラ監督。
バルセロナ監督に就任した彼は、
ロナウジーニョ、デコを放出し、翌年には30ゴール近く得点したエトーも放出致しました。
グアルディオラは、
「スーパースターはいらない。彼が輝きを失った時にチーム自体が輝かなくなるからだ。」
と言い切りました。
そして、それからわずか数年で世界を代表するチームを作りあげたのです。
それまでグアルディオラは、
下部組織のバルセロナBチームしか率いたことはありませんでした。
そんな彼が、
わずか数年で、
スーパースーパーになったのです。
凄いですよね、、。
本当に、
監督としての資質があったのだと思います。
本を読む限り資質はもちろんですが、
それ以上に努力をなされたみたいですが…。
素晴らしい結果を残したグアルディオラは、ある式典で表彰をされる予定でした。
が彼は表彰式の参加を断りました。
その理由は「対戦相手の分析ビデオを三本観なければならないから」だということです。
関係者はグアルディオラほどサッカーのことを考えている監督はいない、と口を揃えるそうです。
サッカーも野球もバレーも、
スポーツはなんだってそうですが、
エースばかりを集めたところで優勝出来る!
という保証はないのです。
選手の力も必要なのですが、
やはり、
チームの中身。
監督、コーチ、スタッフ、サポーター、
それぞれが役割を理解し、明確な行動をしなければなりません。
それが、
チームとしての、
“強さ”だと思います。
グアルディオラはバルセロナで、
「このチームはすばらしい選手が揃っている。
でも一番大事なのは努力。
努力しなければどんなチームに負けてもおかしくない。」
と述べております。
そうなんですよねぇ、、。
一流の人たちは、
みんな、
努力をして謙虚。
努力する姿は説得力がありますし、
謙虚だからこそ、
人はついていきます。
努力と謙虚があればこそ、
敗れてもなおチャンスがあります。
自分の立場を把握出来ずに、
「あーじゃない、こーじゃない。」
と言うのは良くない。
謙虚であって損はない。
「あの人は上からしか来ないから本当にむかつく!」
というのは良く聞きますが、
「あの人は下から来て謙虚だからむかつく!」
というのはあまり聞いたことがありません。
努力を続け、
謙虚さを失わない。
そんな人間になりたいなぁ、、
と思いました。
名将グアルディオラ。
新しいチームは、
名門バイエルンに決まりました。
努力家にして謙虚。
グアルディオラの新しいチャレンジにまた勇気を頂きそうです。