こんにちは!!
佐世保は昨日と今日、大雨です。
昨日の朝、水道局で確認したら貯水率が70%台に落ち込んでたんで、
今回のまとまった雨に一安心となりました。
ただ、雨が降り続けると河川の氾濫や地滑りなどが気になります。
自然の力というのは本当にどうにかできるものではありません…。
最近、改めて実感致します。
さて、
オウムの高橋容疑者が逮捕されましたねぇ。
17年間の逃亡生活も遂に終焉となりました。
僕がちょうど二十歳の時のオウム事件。
正直、
事件に対して覚えてないことの方が多いです。
が、先日夕方のニュースの特集でオウムサリン事件の被害者の方々の、
“現在”が報道されていました。
サリンを吸って、体が麻痺した女性は、いまだに言葉が話せず、体ももちろん動きません。
その女性の弟さんが介護をなされていたのですが、
お二人とも高齢者になりつつあり、
本当に大変そうでした。
私たちにとって、17年前の遠い昔の話になりましたが、
そう、、
被害者の方々にとって時間は止まったままなのです。
被害者の方々を見て、
改めてオウム事件の問題の大きさを痛感させられました。
被害者の方々が苦しんで生活をしていた間、
逃亡した実行犯は17年間も“のうのう”と普通の生活を送っていました。
しかも、
捕まった高橋容疑者は、
いまだに“アサハラショウコウ”の写真や教団関係の本なども持っていたそうです。
やはり洗脳というのは、
そう簡単に消えないんですね…。
捕まってなかったら、
また、
似たような事件が起きる可能性もあったということです。
高橋容疑者が逮捕され、
これでオウム関係の指名手配犯人はいなくなりました。
これからは事件の解明に向けて、
警察が頑張ってくれるでしょう。
犯人が捕まったところで、被害者の方々が健康に戻ることはありませんし、
心の傷が癒えることはありません。
しかし、
これで一区切りにはなります。
亡くなった方々の無念。
後遺症に苦しめられてる方々の苦悩。
決して時間は元に戻りませんが、
事件の真相が分かり、犯罪者が罪を償うことにより、
少しでも、
その無念や苦悩が軽減されることでしょう。
もう二度と、
あのような事件が起きないことを心から願います。
本日は、
佐世保市市民会館にて、
「いのちを見つめる講演会」
が開催されています。
1人に1つの“いのち”。改めて考えさせられています。