SASEBO市議会議員・山下こうだいとエスタジ佐世保の -日々の挑戦--2011021316340000.jpg

あ、


画像は全く、



関係ありません(・∀・)ノ




さて、


昨日から、


突如始まった(笑)、



「古賀豪紀物語」。




輝かしいプロの世界に身を置いた、


古賀監督ですが、



少年時代に想像を絶する経験をされています。





これからどういう展開を迎えていくのでしょうか?




それでは、、




→→→



古賀は、



佐世保市でもっとも中心地に位置する、


光園小学校の近くに、




姉と弟の、


3人兄弟の真ん中に生まれ、


暮らしていた。







父親は米軍で働き、


母は専業主婦。






どこにでもある、


普通の家庭で、


普通の生活を送っていた。




が、



ある日、




突然、


母がいなくなった。





古賀は不思議に思ったが、なんとなく父親には聞けず、



かといって、



父親は何も語らず、



月日は流れる。







母はいなくなったが、



生活は別段に変わる事もなく、



2、3週間が過ぎた。




そんなある日。







父親に呼ばれ、


車で隣の県に向かった。






ある喫茶店で待っていると、




母親が現れた。







しかし、





隣には、






見知らぬ若い男。





“あぁ、お母さん。良かった。やっと元の生活に戻れる”

古賀は思った。





父親と母親が何気ない会話をはじめる。





20分くらいの会話の後に、


父親が、



「で、結局、


これからどうするんだ?」
と母親に問う。







「うん、


豪紀帰ろう!」

という母親の言葉を、



期待したが、






母親は、


「この人と一緒に暮らします」

と若い男の方を向き、


静かに言った。







それから、




どうやって帰ったかは覚えていない。






ただ、





ただ、





頭の中は、





真っ白だった。。









それからは、



以前のような生活とは、




うって変わる暮らしが始まった。





父親は、




アルコールと博打三昧。





日に日に、



帰ってくる事もなくなり、


博打で勝った日に、




いくらかのお金を置いていく、



という生活が始まった。








電気がとめられ、




ガスは流れなくなり、




水が出なくなった。







早朝。





まだ誰もいない小学校の水道を使い、



弟の体を洗う。




お腹がふくれるまで水を飲み、


飢えをしのいだ。






そんな日が珍しくなくなった。






父は、


たまに帰って来ては、




電気や水道を出すようにして、



また出て行く。






そんなある日。




古賀は、


久しぶりに灯りがともる自宅で、



テレビを観た。





映し出されるのは、




花形スポーツの野球。






伝統の、



巨人 対 阪神



だった。







バッターは、



四番キャッチャーの、


田渕幸一。




彼が打ったボールは、


鮮やかな放物線を描き、


豪快にレフトスタンドに突き刺さる。




熱狂する5万を越える観客スタンド。






古賀の眼には、


「どうだ。俺を見ろ」

と言わんばかりに、



ゆっくりとベースを回る田渕選手の姿が眩しくて仕方がなかった。







「これだ!


俺はプロ野球選手になる!!」



古賀はそう心に決めた。







「プロ野球選手になれば、
必ず母親は戻ってくる。」


そう信じて、、







続きは、



次号!!!