“サッカー王国”国見。
サッカーに携わってる人はもちろん、
携わった事がない人も、
この名前を聞いて『?』となる人は日本において数少ない。
今年の国見FCは、
フットサル選手権・長崎県大会を圧倒的強さで優勝すると、
勢いそのままに、
サッカー長崎県1部リーグでも優勝という、
まさに長崎が誇る、
“サッカー王国”である。
そして、
その国見FCがエスタジ佐世保の順位決定リーグ初戦の相手となる。
この順位決定リーグを3戦全て勝つことが、
どのチームにおいても優勝への絶対条件となった。
必然、、
国見も問答無用の、
“超ベストメンバー”が揃う。
対する“お祭り集団”エスタジ佐世保は、
“エース”修平がケガの為いまだに戦線離脱中。
更には前節の出場選手、
今村、サダオ、ツウ、竹内シンジ、が欠場。
ベンチに12人いない緊急事態。
特にゴレイロのマサトは、愛すべき“パートナー”竹内シンジがいない為に悲しさ倍増、、(泣)
エスタジ佐世保
監督:坂口信彰
ゴレイロ:
後藤マサト
FP:
坂口信彰、
上田博之、
中村泰隆、
山下広大、
森本昌一、
captain・赤嶺武宏、
寺坂基史、
原口恒平、
田渕アヤタ、
後藤浩彰
負けたら限りなく終わりに近づく極限の状態で、
登場する栄光の1stセットは、
マサト、坂口、中村、原口、赤嶺の5人。
エスタジに関わる全ての人達の期待を背負い、
厳しい、厳しい、
“王国”国見FCとの、
運命の一戦、
キックオフ!!!
序盤から国見相手に一歩もひけを取らないエスタジ佐世保。
長崎のスター選手との対峙にも堂々たるプレーを披露する。
安定したディフェンスと、ダイレクトを意識したボール回しは国見に充分通用することを実証していく。
セットもゴッチン、昌一、ヒロ、コーダイと変わり、
前半6分。
国見のパス回しからボールを奪い、
エスタジお得意の、
“ショートカウンター”炸裂!!!
エスタジが誇る、
“ゴールハンター”後藤浩彰が、
国見ゴレイロ・柴藤との1対1を冷静にシュート!
柴藤の股下を抜け、鮮やかにゴールに突き刺す!!!
ゴォォォォーーール!!!
エスタジ佐世保、
先制!!!!!!
1‐0☆
先制を奪い楽になったエスタジ。
ご自慢の守備は完全に、
強固な“壁”と化す。
一人、一人がしっかりとした守備意識を持ち、
国見に決定的なチャンスを与えない。
エスタジがペースを握り、
迎えた前半13分。
前掛かりとなった国見に対して、
マサト→コーダイ→ヒロと渡り、
待ってましたとばかりに、上田ヒロの、
“必殺・ダイレクトスルー”!!!
このボールに走り込んだのは、
“ショートカウンターの申し子”森本昌一!!!
雄叫びを上げながら快走すると、
再び国見ゴレイロ柴藤と1対1。
出て来た柴藤の動きをよくみて、
“フワリ”とした
ループシュート!!!
浮いたボールは、
柴藤を嘲笑うかのように、
放物線を描き、
ゆっくりとネットに吸い込まれていく。。
ゴォォォォーーール!!!
前半追加点は、
土曜日の夕方に試合参戦が決まった、
“速獣”森本昌一!!!
2‐0☆
誰もが予想できなかった、
エスタジ2点のリード!
前半も残すところ2分。
エスタジリードのまま、
前半も終わるかと思われたこの時間帯。
“国見の至宝”ダイスケが超絶テクニックを見せ、
1点を返す。
2‐1。
この1ゴールで勝負の行方はまだまだ分からなくなる。
そして、、
前半終了のホイッスル。
ゲームの行方は後半戦に委ねられた。
※次号、
全く予期せぬ展開が会場を包む!!!
白熱の後半戦は、
See you next time!!!
後ほどアップします☆