長崎アシスト戦続き→→→
押し込むもののフィニッシュの精度を欠き、追加点が奪えないエスタジ。
前半20分。
長崎アシストのコーナーキックは上手くコントロールされ、エスタジゴール前に落ちる。
混戦となり、
最後はフリーで長崎アシストの選手がシュート!
GKマサトも反応出来ないコースに飛んだシュートだったが、
これを“野獣”森本昌一が“間一髪”鮮やかにクリアー!
同点のピンチを昌一の落ち着いたプレーで、
長崎アシストに得点を与えない!
このピンチを乗り切ったエスタジに、
再びチャンスが回ってくる。
前半30分。
エスタジはトップ下の今村雄一が、右サイドでボールを持ち、狙い澄ましたスルーパスを前線に送る。
この今村のパスに鮮やかに連動したのは、
“スナイパー”中村泰隆!
パスを受け、前に進むと、右足を一閃!!
力強いシュートが豪快に突き刺さり、
エスタジ待望の追加点!!
今村雄一、中村泰隆、
“エスタジ生え抜き”のコンビネーションで、
2‐0☆
2点の開きがチームにゆとりを与えてくれる。
このゴールで更に猛攻をかけはじめるエスタジは、
中島シンゴ、宅島サダオが、ゴール前で活躍を見せるが、わずかのところでゴール出来ずに、
2‐0のまま前半を終了。
2点のリードを奪いハーフタイムに突入。
今シーズン最高と言える出来栄えに選手、ベンチ共に最高の雰囲気。
メンバーの変更はなく、
後半戦に挑む。
後半戦キックオフ。
完璧にゲームを支配するエスタジに一抹の不安もなくゲームが進む。
前半の勢いのまま、タイムアップまで進む、
と思われた。
が、、
まさかの展開がエスタジを襲う。
ゲームを“完璧”にコントロールしていた、
“司令官”林田シンジが、まさか、まさかのパスミスを連発。。
パーフェクトボランチ、
林田シンジ突然の“故障”でエスタジの中盤は、
ガタガタと音を立てて崩れていく。
この“故障”を見逃さなかった長崎アシスト。
アシストも1部昇格に向けて、絶対に負けられないこの試合。
意地を見せつけ、猛攻を開始。
完全に流れを奪われたエスタジだったが、
ディフェンスラインの中央の二人、
“強さ”の中田博文と、
“高さ”の山下コーダイのフィジカルCBコンビがギリギリのところで長崎アシストを弾き返す。
GKマサトとDF陣の踏ん張りで、徐々にチームは落ち着きを取り戻していく。
後わずかで得点の雰囲気が出て来た長崎アシストは、必然的に前掛かりになっていく。
相手が前掛かりになったのをエスタジ佐世保は見逃さなかった。
まずは、
左サイドの宮崎健一の“キラースルーパス”が鮮やかに長崎アシスト陣地を切り裂く。
このボールに反応するのは、やはり同じ左サイドの寺坂。
宮崎の出したスルーパスでサイドをえぐると、鋭いクロスを中央に!!
このクロスに反応良く、ダイビングヘッドで飛び込んだのは、
“将軍”今村雄一!
ヘディングシュートは枠を捉えるモノの、
惜しくもGKの真正面。
更にエスタジは、
同じく左サイドのペナルティエリアを、
テクニック溢れるドリブルで突破したのは、
“エスタジの異端児”中島シンゴ!
ラストパスは林田シンジへ。
林田シンジは抜群のファーストトラップで、シュート態勢に入ると、
浮いたボールを迷わずシュート!!
が、
これも長崎アシストのGKに抑えられてしまう。
もう1点が遠いエスタジ。
後一つのゴールを奪いにエスタジ戦士達が、
長崎アシストゴールに襲い掛かる。
※画像は、
“司令官”林田シンジ。
パスが繋げない、
ゲーム序盤に、
『パス繋げさ!』とみんなから言われると、
全員に、
『(もうオイは無理やけん)中盤飛ばして前に行け!』
と言い放った(笑)
デッドストック(プーマ製の小汚いコート)
を着こなす、
頼れる司令官☆