クオリティー戦・
続き☆
クオリティーに同点ゴールを許したエスタジ。
クオリティーは昭太のゴールで雰囲気はガラリと変わる。
午前中のサッカーと同じように、
攻め込みながらもゴール出来ずに、
“鋭い一撃”に沈む。
いやがおうでも、
鮮やかにあのイメージが蘇る。
しかし、
闘い方に変わりはない。
エスタジとクオリティーの我慢比べが始まる。
ここからは両チームの集中力がしのぎを削り、
お互いにゴールを許さない。
病み上がりながらも、
気迫の飛び出しを連発の、
“鋼の闘士”マサト、
抜群の反射神経で、クオリティーゴールを死守する、
“クオリティーの守護神”タカシ、
両ゴレイロの活躍で、スコアレスのまま、ゲームは進む。
前半残り1分。
同点のまま、前半終了かと思われたが、
この男がゴールをこじ開ける!
“ファンタジック・ストライカー”後藤浩彰!
右サイドペナルティエリア付近でボールを持つと、
中央へドリブル開始。
鋭く切り込み、
“左足一閃”!!!
この予測外の動きに、クオリティーゴレイロも反応出来ずに、
鮮やかにネットに突き刺さる!!
ゴーーーーール!!!!!
苦しい時間を乗り越え、
“エース”後藤の一撃がエスタジを楽にする。
2‐1☆
そして、
このまま、
前半を終了し、
1点のリードを奪いハーフタイム突入!!
集中が切れないクオリティーに対し、
一瞬の隙も許せないエスタジ。
全員の意識を統一し、
後半戦に挑む!
後半キックオフ!
後半に入っても、
前半同様1点を争う好ゲームが展開される。
クオリティーは前半の守備一辺倒とは打って変わり、
積極的な前線からのプレスに戦術を変更。
絶対に負けたくないクオリティーの執念がエスタジを苦しめる。
次々に押し寄せてくるクオリティーの前プレをロングボールや浮き玉、
そしてゴレイロのマサトも加わり無難に回避。
決定的なチャンスを与えない。
絶対にゴールが必要なクオリティーに対し、
守り続ければ“勝ち”のエスタジ。
時間の経過と共に、
クオリティーにはゴールが必要と焦燥感が生まれていく。
8分。攻撃に手数をかけたクオリティーは自陣でボールを、
エスタジの“スーパーノバ”上田ヒロに奪われる。
ヒロは素早くコウヘイに横パス。
コウヘイはシュートではなく、さらに横パスを送る!
このパスの連続にクオリティーゴレイロも完全に振り切られ、
最後はエース後藤が落ち着いて決め、
ゴーーーーール!!!!!
待望の3点目がエスタジのスコアに刻まれる!!!
2点差となったクオリティーだが、諦める気持ちは微塵もない。
前田昭太を中心としたシンプルながらも鋭い攻撃で何度もエスタジゴールに襲い掛かるが、
坂口、上田ヒロ、コーダイのベッキトリオが、
“黄色の壁”となって立ちはだかる!
これぞ、
まさに、
エスタジ自慢の、
“イエロークリフ”!!
(命名はジズーボンズの点取り屋・タカシです(笑)タカシありがとう♪)
堅い、堅い、
“壁”は、
まさに要塞!!
このイエロークリフを突破しても、最後に待ち構えるのは、
体もプレーも、
“最も”堅い男、
“エスタジ要塞の番人”
後藤マサト!
鋭い飛び出しと恐るべきセーブでクオリティーにゴールを許さない。
この安定した守備を背景に、今度はエスタジの逆襲!
ボールを奪ってからのショートカウンターは、
エスタジの自慢“アプリ”(笑)の一つ。
“高速の運び屋”昌一や、
“野ウサギ”後藤が、鋭いカウンターの仕返しを繰り返す!!
※クオリティー戦、
最終章は次号☆
15時にはアップします♪