「優しい時間」 | 気ままにバツイチ・シングルライフ

「優しい時間」

朝、夫が妻の遺影にみそ汁とご飯を供え「おはよう」と声をかけ、手を合わせる。
…たったそれだけのシーンに涙がこぼれた。

死んでしまった妻をずっと想いながら毎朝ご飯を供える夫。
恋だの愛だのを超えて積み重ねてきた関係。
私もそんな関係を築きたかった(元夫に未練はないが)。

そういう相手とこの先一生めぐり合うことはないのかもしれない、と思うととても孤独だ。
私はきっとそういう運命なんだ、と絶望的な気持ちになることもある。

だけど同時に、大切な人が今生きているということを、幸福に思った。
たとえ愛し愛される相手でも、死んでしまったらもう2度と会えない。
生きている、私に元気をくれるその人の存在に「ありがとう」と心から思う。