永遠の憧れの人(前編)
昨年末になるけど、12弦フレットレスギタープレイヤー渡辺 等さんのライブに行ってきた。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~gaspard/artist/watanabe/index.html
この人は私の高校の1年先輩で、実はずーっと片思いしていた人なのです。てへ。
本職はベーシストで、色んな人のレコーディングに関わっているので知らないうちに誰でもこの人のベースを耳にしている。
ここ2年くらい人気の「ライブ・イマージュ」にも全部参加しているし、最近ではサントリーのケミストリーが出ていたCMに一緒に出ていた。
「ジャンルを選ばず依頼があれば何でも演ります」と以前ベースマガジンのインタビューで言っていたとおり演歌以外(本人はやる気満々だが依頼がないそう)マルチに活躍している。
高校時代は軽音みたいなサークルに所属しながら、すでにセミプロとしてライブハウスで演奏したり、アングラ劇団の音楽を演奏したりしていて、プロになる、という目標にむかって着実に走り始めていた。
中学から上がってきたばかりで、将来のことなんて夢みたいにしか思ったことのなかった私には等さんはすごーくオトナでカッコよかった。
サークルのみんなでお茶を飲んだときに、コーヒーをブラックで飲んでいたのもカッコよかったなぁ。
しかも、今はどうか知らないけど、そのとき先輩たちの中で等さんだけタバコを吸ってなかったんだ。
自分をちゃんと持っている人なんだって思った。
ウチの高校は幼稚園から大学まである私立校なので、遊んでいてもよほど馬鹿でない限りトコロテン式に大学に進学できる。
等さんは成績はよかったみたいだけど、ジャズプレーヤーになって大学に来る暇がなくなり、そのうちに中退したらしい。
等さんの彼女だった先輩と仲良くなって、何回かライブに一緒に行った。
その後、ジャズはやめてポップなバンドを結成してCM曲に流れたりしていた。
それからしばらくは、私も結婚したり子育てしたりで追っかけみたいなことから遠ざかっていた。
ある日、中西俊博のCDを買って何気なくミュージシャンの名前を見ていたら「BASS:HITOSHI WATANABE」ってあるじゃない?!
ええ~ッ!!こ、こんなところで会える(?)とは。
その後も偶然買ったcobaやゴンチチ、溝口 肇などのアルバムで名前を見ることがたびたびあり、録音中のスタヂオの写真に写っていることもあったり、うれしい再会(一方的な)がよくあった。
そしてPCを買って面白半分にyahhooで検索してみたら、なんと等さんのサイトが存在したのであった。
まだ12弦ギターもソロでのライブもやってなくて、2、3枚目のソロCDを出していたので即取り寄せた。すべての楽器を自分で演奏しているとか、相変わらず弦なら何でも好きなのね、というHITOSHIワールド全開の私の大のお気に入りCDになった。
その後12弦フレットレスギターを楽器オタクが嵩じて作ったとかでアルバムを出し、ライブをするようになった。
もちろん、行きましたよ。
間近で久しぶりに見る等さんは昔と変わらずスラリと背が高くてやや天パーの髪もふさふさと無造作な感じでそりゃあ素敵でしたわ。
演奏する時の仕草も変わらず。
私は17歳のあの頃に戻ってしまったような錯覚すら覚えてしまった。
ライブのあと、声をかけると私のことを憶えていてくれて
「ひさしぶり、元気だった?」と言ってくれた。
私は蚊の鳴くような声で「ハイ」としか答えられなかった。
私にとって等さんは永遠の憧れの人なんだなぁ。(後編へつづく)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~gaspard/artist/watanabe/index.html
この人は私の高校の1年先輩で、実はずーっと片思いしていた人なのです。てへ。
本職はベーシストで、色んな人のレコーディングに関わっているので知らないうちに誰でもこの人のベースを耳にしている。
ここ2年くらい人気の「ライブ・イマージュ」にも全部参加しているし、最近ではサントリーのケミストリーが出ていたCMに一緒に出ていた。
「ジャンルを選ばず依頼があれば何でも演ります」と以前ベースマガジンのインタビューで言っていたとおり演歌以外(本人はやる気満々だが依頼がないそう)マルチに活躍している。
高校時代は軽音みたいなサークルに所属しながら、すでにセミプロとしてライブハウスで演奏したり、アングラ劇団の音楽を演奏したりしていて、プロになる、という目標にむかって着実に走り始めていた。
中学から上がってきたばかりで、将来のことなんて夢みたいにしか思ったことのなかった私には等さんはすごーくオトナでカッコよかった。
サークルのみんなでお茶を飲んだときに、コーヒーをブラックで飲んでいたのもカッコよかったなぁ。
しかも、今はどうか知らないけど、そのとき先輩たちの中で等さんだけタバコを吸ってなかったんだ。
自分をちゃんと持っている人なんだって思った。
ウチの高校は幼稚園から大学まである私立校なので、遊んでいてもよほど馬鹿でない限りトコロテン式に大学に進学できる。
等さんは成績はよかったみたいだけど、ジャズプレーヤーになって大学に来る暇がなくなり、そのうちに中退したらしい。
等さんの彼女だった先輩と仲良くなって、何回かライブに一緒に行った。
その後、ジャズはやめてポップなバンドを結成してCM曲に流れたりしていた。
それからしばらくは、私も結婚したり子育てしたりで追っかけみたいなことから遠ざかっていた。
ある日、中西俊博のCDを買って何気なくミュージシャンの名前を見ていたら「BASS:HITOSHI WATANABE」ってあるじゃない?!
ええ~ッ!!こ、こんなところで会える(?)とは。
その後も偶然買ったcobaやゴンチチ、溝口 肇などのアルバムで名前を見ることがたびたびあり、録音中のスタヂオの写真に写っていることもあったり、うれしい再会(一方的な)がよくあった。
そしてPCを買って面白半分にyahhooで検索してみたら、なんと等さんのサイトが存在したのであった。
まだ12弦ギターもソロでのライブもやってなくて、2、3枚目のソロCDを出していたので即取り寄せた。すべての楽器を自分で演奏しているとか、相変わらず弦なら何でも好きなのね、というHITOSHIワールド全開の私の大のお気に入りCDになった。
その後12弦フレットレスギターを楽器オタクが嵩じて作ったとかでアルバムを出し、ライブをするようになった。
もちろん、行きましたよ。
間近で久しぶりに見る等さんは昔と変わらずスラリと背が高くてやや天パーの髪もふさふさと無造作な感じでそりゃあ素敵でしたわ。
演奏する時の仕草も変わらず。
私は17歳のあの頃に戻ってしまったような錯覚すら覚えてしまった。
ライブのあと、声をかけると私のことを憶えていてくれて
「ひさしぶり、元気だった?」と言ってくれた。
私は蚊の鳴くような声で「ハイ」としか答えられなかった。
私にとって等さんは永遠の憧れの人なんだなぁ。(後編へつづく)