孤独の楽しみかた | 気ままにバツイチ・シングルライフ

孤独の楽しみかた

欲望に忠実に生きること、の続きを書こうと思って途中まで書いたんだけどまとまらないので時間をおくことにした。

今さらだけど、私は6月に離婚して息子2人を夫に託して家を出てひとりで暮らしている。
都内に両親も健在だけど一緒に住む気はないし、ほとんど実家に帰ることもない。
「ひとりで寂しいんじゃない?」みたいなことを言われることもあるけど、正直に言おう。

さびしくない。

息子たちに申し訳ないくらい。自分でも薄情なんじゃないかと思う。
ま、息子たちは近くに住んでいてメールのやり取りもしているし、週に1度はご飯を食べにくるので「あーせい、こーせい」とイライラしなくていいくらいだ。
元夫に関しては言わずもがな。
先日久しぶりにあったら疲れたわさ。

男友達はいて、たまに飲んだり、ツーリングに行ったりはするけど、特別の関係の人ではない。
それはね、さびしい時もある。
どーんと落ち込んだりしたときにそばにいて優しく抱きしめてくれる人がいたらなぁって思うこともある。
でも私は誰かと付き合うとその人にとことん合わせてしまうので、ひとりの期間というのはすごく貴重なのだ。

好きな人に合わせるのはぜんぜん苦痛じゃない。
むしろ楽しいし、それによって世界が広がることもある。

だけどそれは私にとっては危険だったりする。

夫とうまくいかなくなって、休日を別々に過ごすことが多くなってひとりでビデオを借りて観たり、映画館に足を運ぶことが多くなって、あることに気がついてちょっとショックだった。
私は自分の好きな映画を全く観ていなかったのだ。
ビデオを借りるときも、いつも夫が好きなアクションものとかハリウッド系のものか、家族で楽しめる作品ばかり。
我慢していたつもりはなかったので、無意識に自分を抑えていたのがかえってショックだった。

昔から、彼氏と別れるとよく本を読んだ。
心の拠りどころがほしかったし、何故うまくいかなかったのか、いろんな恋愛のカタチを研究したかったのかもしれない。
ボーヴォワールとかも読んだな。さっぱりワケわかんなかったけど。

今の私は自分の世界を広げているところ。
仕事だってまだ一人前じゃないし、自分はどう生きたいのか、わかってない。
観たい映画はたくさんあるし、読みたい本もいろいろある。
ブログもできれば毎日更新したい。
バレエももっともっとレッスンに通いたい。
時間さえ許せばまたイタリア歌曲も習いたい。
友だちと朝まで呑んだりしゃべったりするのも楽しい。
まだまだ墨も入れちゃうよ。

ところが、彼氏ができた日にゃぜーんぶ脇においといちゃうようになっちゃう。
男のひとは割りと彼女より趣味を優先しちゃう人が多いみたいだけど、女の人の多くは彼を優先しちゃうんじゃないかな。

だからね、今はひとりでいい。
器用じゃないから。
孤独を楽しんでいる、という今の状態を気に入っているのです。