5年ぐらい前からフィギュアスケートが好きで良く観ています。
2006年のトリノオリンピックで荒川静香選手が金メダルを取った頃は普通レベルで注目していたのですが、特に良く観るようにになったキッカケは浅田真央選手。ピンポイントで云うと、2008年のNHK杯でフリープログラム(仮面舞踏会 by ハチャトリアン)以来です。
まぁミーハー的な始まりですが笑、彼女が一躍有名になった15歳の頃は卓球の愛ちゃん的に可愛いな~思っただけで何とも思わなかったのが正直なところでした。ですが、NHK杯で魅せたとても同一人物とは思えない変貌ぶりに見方が180度変わり、それ以来、ことあるごとに注目しています。
ところで。本日の朝日新聞のツイートによると、来年2月に開催されるソチオリンピックでのプログラムが発表されたそうですね。
朝日新聞スポーツ
@asahi_sports
予想通り、ラフマのピアコン2番が来ました。
実はバンクーバーオリンピックの直後に、夢でラフマニノフのピアコン2番を滑っている浅田選手を観たことがあって漠然とソチで使うのだろうと予想していたので、当たったのでちょっと嬉しいです。衣装も夢と一緒だったりしたら、予知夢になってしまうかもしれませんが笑
若いラフマニノフが彗星のように現れてセンセーショナルを巻き起こした当時に発表した「鐘」と、その後まもなくして発表した交響曲第1番で酷評を受けて重度の鬱を患い、心の闇を抱えながら療養し、復活を遂げた4年後の「ピアノコンチェルト第2番」。一方、天才少女と謳われて第一線で活躍し、バンクーバーオリンピックではラフマニノフの「鐘」を滑って銀メダルを獲得。その後、世界女王経験者のシニア選手としては異例のジャンプ改造に取組み、成績不振に陥り、お母様を亡くして精神的にも肉体的にも苦しい時期を乗り越えてきた浅田選手。今度のオリンピックでちょうど4年になります。年齢的にも境遇的にも2人の人生をシンクロさせる人も多いと思います。当然、ご主人が有名なピアニストであった前コーチ&現在の振付師であるタチアナ・タラソワ女史がこのエピソードを知らないはずはなく、今回、彼女にこの曲を準備してくれた(そして彼女もこれを選んだ)のが、本当に嬉しいです。
昔からのファンにとっては、トリプルアクセルのパイオニアとも呼べる伊藤みどり選手が、1番と2番をアルベールビルオリンピックで使用して、銀メダルを取った懐かしい曲でもありますね。浅田選手にとって伊藤みどり選手は憧れの対象でもあり、この選曲は、だから、いろんな意味で自然な流れなのではないでしょうか。
去年、彼女について記事を書きました(こちら )。
その時にも感じましたが、ある意味、この選手は我々が思う以上に心身ともに成熟しているような気がします。
来年、彼女の集大成を静かに見守りたいと思っています。