今や私メインの関心事になってるノルデバック篇です。
ダラダラ書きなぐるだけだし、無理してお付き合い頂かなくてもいいですよ~。
今季アンドレアスはジュニアとシニアの間を渡り歩くかなり過酷なスケジュールをこなしてきた。更にシーズン初期調子が良かったのがある意味災いしてシーズンが進むにつれ徐々に安定性を欠き始めた。ユーロのFSで既にかなりやばかったんだが根性で持ち堪え、目標だった10位内を達成したのはさすがというか、まさに強運の証。が、ジュニアワールドで遂に限界がきてしまった。なんとまさかの10位外転落、二枠を逃すという信じられない大敗北(ヨナタンごめん🙇)。・・てのはちょっと大袈裟かな。でも、その状況であと三週間足らずに迫ったシニアワールドにも参戦が決まってるってのはどういう感じだったろうか。やばい、とパニックになるか、或いはリベンジのチャンス!と燃えるか?調子の下降線を方向転換させるに充分な時間があったとは思えない。更に日本に到着したのが開幕前日で現地での練習も不充分、タイムラグとか考える間もなく迎えた予選当日だった。予想通り3Aが鬼門で転倒、今季最悪の出来だったが私はむしろミスを3Aのみに留めたのに感心した(正直全ジャンプ失敗なんてワーストシナリオも予想してたので)。ミス一つまでは許容範囲内、結構余裕で予選を通過した。が、今季ずっと鉄板できたSPでこの有様だ、2週間前既にに空中分解寸前までいってるFSはどうなるのか?本人はパーフェクト演技やるって言ってるけど?で迎えた決勝当日。アンドレアスはほぼノーミスをやってのけた。てか、それが本来の彼なんだけどね。このところ連戦で内外ともにかなり疲弊してたんだと思う。家出状態の3Aをどうするのかと思ったら2本入れてるのを急遽1本に減らす戦法に出た。その1本を根性で降りてコンポ化し、残りをきっちりやり通したってわけ。
なんていうか・・やっぱりこの子只者じゃねえって思ったよ。今回は決勝に出れれば御の字ぐらいに思って気を抜いても許される立場だった。なのにあきらめなかったんだよね。3Aひとつ足りない構成でフィンランディアでの自己新とほぼ肩を並べる150点をたたき出した。今季FSのPBが150越えたってのが大きいんだけど、記録は変わらなくてもシーズン始めの比較的マイナーな試合で一度っきりなのと、最後に業界最大のイベントでもう一度出して終わるのとでは、そりゃ天と地ほどの差がある。
まあそんな感じでフィギュア世界全体のめでたいモードとうまくシンクロするハッピーエンドに帰結したノルデバック陣。私も心を分裂させることなく気持ち良く終われてラッキーでした。
そもそもこの歴史的平和の祭典に参席していること自体とんでもなく運がいいことなのだ。彼始めワールド初参加の選手たちはこれが当たり前のワールドと思ったかもしれない。或いはフィギュアのメッカ日本開催だからここまで素晴らしいのかなぐらいは思うかも。でも違います。こんな大会は前代未聞なんです。この日のために辛い道を歩んだ先輩の苦労を忘れないで・・なんて言っても無理かもだが(;^_^A
アンドレアス、この素晴らしいシン・フィギュアの世界でイリアやかお君と共にこれから思う存分遊ぶがいいよ![]()
(そう言えばジュニアシニア掛け持ち男子があと二人いた。スロヴァキアのアダム君とウクライナのキリロ君。大変だったろうけど、良かったね)