スケアメ、デニステン・メモリアル、スケカナと通して見てきて、いよいよ日本が世界フィギュアの進化に貢献する時が来たのかもと思った。
高橋君やしょーまが見せるさり気ない暖かさや懐の深さはほんと日本ならではのものだと思う。それって無条件で見る者に感銘を与える資質、外国人が日本を評価するのは正にそういうところなんだよ。そういう資質を持つトップが立ったことで日本では一気に多くの才能が開花し始めた。
謙譲、気遣い、調和、時には負けて勝つ精神。そういう内なる美の様式が演技に溢れ出している。かなだいやしょーまの演技を観るとそう感じる。坂本さんの自由奔放な雅(みやび)も、大らかで優しい彼女に守られて後続の選手に受け継がれているような。りくりゅうの透明でとんでもなく明るい発光もフィギュアでこれまで見たことのない類の美しさだ。受け継いでくれる後輩が現れたらいいな。
まだ始まったばかりだが、なんか日本でとても大きなものが胎動し始めている。もうマスコミが好き勝手に操作して収まるレベルではない。今後が本当に楽しみ。
しょーまの損得を考えない不器用で真っ正直な生き様は合理主義者ネイサンのそれとはある意味正反対なんだよね。日本と西欧の文化の相違がまさにそこにあると思う。この二つをお互いへの敬意を根底において融合してゆけばきっと素敵な未来がフィギュアに訪れるはず、なんて妄想してる。