本題に入る前に言い忘れそうな諸事を書いとこう。

ゆーま:ちょっと残念なシーズン幕締めになっちゃったけど君が本領を発揮するのはこれから。来季に期待しよう。

友野君:ここまで来たら表彰台独占したかったろうが、それされたら米男子の立つ瀬がないんであせる。日本に友野ありと充分アピールできた世選だったと思うよ。6位入賞おめでとう。

ヴィンセント:五輪での想像を絶する不遇を乗り越えて世選台乗りおめでとう!「苦労が少し報われた」ってのはこういう時に言う台詞だよね。

カム君:SPFS共に自己ベスト更新(特にFSは、え?30点ぐらいアップしてない?あせる)で堂々の5位入賞!!凄い凄い!友野級の代打力じゃん。米3枠獲得にしっかり貢献、ネイサンも喜んでると思うよドキドキ

イリア:これも貴重な体験。じっくり未来に向けて開花しよう。

サド君:やっと納得の演技が出来たね。ナム君が去った後、キーガンと共にカナダを背負っていかないと。貴方の演技が本当に好きだ。頑張って。

他にも心に残った選手は一杯いるがきりがないのでこのくらいに。

 

で、本題(なのか?)

 

ネイサンが五輪王者になって、これでネイサン物語第一部完結だ、と思ったもののなんかスッキリしなかった。何かまだやり忘れてることがあるような消化不良感。

ワールドが近づくにつれ「ああそうだった」と気付いたんだ。平昌以降ずっと君臨していた王位を然るべき後継者に受け渡さなければ、彼の4年間は完結しない。

 

1年ぐらい前は漠然と次期王者はゆーまじゃないかと思っていた。しょーまは同世代(ちゅうか年上)だしね。が、今シーズンの流れを見るに及んで、これはやっぱりしょーまでないと・・あかんのでは?という思いがムクムクと湧いてきた。正直実力(主に安定性)では既にゆーまが上をいってた感じで、事実ここしばらくそういう順位になる事の方が多かった気はする。五輪でもそうだったし・・・。だけど、しょーまがはっきりネイサンを目標にして具体的戦略を練り実践し、しかも着実に前進している様を目の当たりにすると、この人を飛び越えて次世代へ移るのは違うんじゃないかと。だって現役トップ中本気でネイサンと肩を並べたいと明言したの彼が初めてでしょ?はなから諦めて次点を狙うか自滅待ち、或いは現実逃避してファンタジーに生きる(?!)が主流の中、これ程逃げ場のない厳しい目標はない。一見「大好きなあの人みたいになりた~いドキドキ」という乙女チックな夢想のようにも聞こえないこともないが(ははあせる)、しょーまの性格を知る者ならそんな甘ったれた話でないのは分かり過ぎるほどわかる。彼は有言実行の人、全身全霊でぶつかる覚悟なしに滅多なことは口にしない。思えば五輪後しつこくネイサンを賛美していたのも己を鼓舞する意味合いがあったのかも。

彼のようになりたいという強い思いが高じて、遂にしょーまにネイサンが憑依した?!SPでそんな印象を持ったので、決勝の方は謎の確信が降りて意外なほど落ち着いて観れた。ネイサンを観ているような安心感があった。だが憑依と言うのはちょっと違うな。圧倒的演技で最後を締める『役割』と『能力』をしょーまはネイサンから受け継いだんだと思う。

新たな世界王者誕生。もはや彼はかつてのしょーまではない。4種5クワドを自在に駆使して舞えるクワドキングだ。しかもこれが終点ではない。

涙が出なかった事について、この優勝がゴールではないゴールはまだまだ先にあるからと言ってるのを聞いてゾクッとした。言葉を全く飾らない彼の言だからこそとんでもない凄みがある。ネイサンファンとしてマジ怖くなってきたよ。そういうのネイサンもビシビシ感じたんじゃなかろうか。

 

これでネイサンは晴れて世界王者の称号から解放された。

物語の終章めでたく完結

・・・と言いたいところだが

モンペリエのしょーまを観て新たな火がつき、現役続行決意していても全く驚かなかったりもするな(^▽^;)