融通性がなく作文力も足りないので、ブログ書いてても本当に言いたかったこときっちり書けたと思えた試しがない。前回もご同様だったのだが、私が思いつつ盛り込めなかった部分を見事に代弁して下さるコメント頂いたので、今日はその観点からちょっと書いてみたいと思います。
merry*2さんのコメント、お許しを得たので掲載させて頂きます。
ネイサンはチヤホヤされたい訳ではないというのはごもっともで、自国のスケート人気が女子におもねていて、男子はパッとしないというところをなんとかしたいと思ってるのではないかなと感じたことがあります。欧米ではバレエだのフィギュアスケートをやる男子はオカマ扱いされるそうですし、ネイサンはその、軟弱扱いされる部分を変えたい、男性にも理解して欲しいっていう思いがあったのかな、と。もちろん好きで見てる私たちは軟弱だなどと思ってないのだけど。シニアに上がってから実績を積むごとにネイサンの衣装へのこだわりがシンプルに、ラフになってくるのもそんな意識が反映してるのかなって…私はバスシートも卵焼きも大好きでしたがダッタン人の見事な衣装、赤くてキラキラしていてもとても男らしかったので、ああいうネイサンもまた見てみたいですけどね。どう思われますか?
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では、merry*2さんのお話に沿って思うことを書いてみたいと思います。そうすれば脱線が多少は防げる筈。(;^_^A
ネイサンは凄くシャイだし、人気者になって騒がれる事など望んではいないでしょうね。でも米国でのフィギュア人気を高めたいという願いは強そうなので、その為の広告塔になる覚悟はあるんだと思います。
スケート人気が女子メインということに関してですが、ネイサン自身フィギュアやってるとゲイだと思われて嫌だった、とどこかで言ってましたよね。何たってあちらでは男性の理想像が日本とは全く違います。アイスホッケーやアメフトでスターはってる野獣の如きタフガイが、米国では男の子の憧れでありロールモデルNo.1なんだと思います。女性の方も男に美しさなど普通は求めないんじゃないかと。そこらへん北欧も同様なので分かります。ベルントソンやシュルタイスも、リンクを共有するホッケー選手からよくからかわれたと言っていました。王子様のような容姿でひと頃日本で大人気だったベルントソンだけど、自国では選手としての業績は評価されても、容姿で騒がれるなんて事は全くと言っていい程なかった。まあ、スウェーデン人は人を外見で評価することを嫌う国民性ってのもあるので、そこら辺は北米とは違うかもですけど。
そういう状況なので、米国で男子フィギュアがメジャーになるのは極めて難しいと言えます。フィギュア選手にゲイが多いのは、フィギュアが女性のみならず男性にとってもフェミニンな部分を表現し易いスポーツだからだと思います。その辺りバレエと似てるかも。でも、バレエだと男性は女性との対比で男性的である事を要求されるし、しっかりとした存在位置があります。フィギュアではペアがまさにそうですよね。ペアの男性を女々しいと感じる人はいない筈。
問題なのはシングル男子です。フィギュアに関心を持つ者(競技者も観客も)の圧倒的多数が女性なので、どうしても女性目線の美観価値観が主流になる。フィギュアのシングルで男らしさを誇示するのって結構チャレンジなのが実情だと思います。
マッチョ文化の国でフィギュアスケーターやるってのは、どんなタイプであれ男子にはかなり勇気のいる事でしょう。そう言えば以前から「北米の選手は衣装が~」って声はありました。キラキラに抵抗のない優男タイプと抵抗大ありの男っぽいタイプが並立している感じ(代表例がウイアーとライサチェクだね)。が、数的にはやはり断然優男側が優勢だったと思います。
そこに登場したネイサンが、フィギュア人気を高めるには男子選手のイメージを変えねばと思ったのは別に不思議ではない。ただ、仮に彼がもっと中性的タイプだったら、わざわざ男っぽい演技などはしなかったと思います。幸か不幸か(!)ネイサンは成長するにつれ、周りがびっくりするくらいバキバキ男っぽくなっていきました。もともと男らしい性格だったのが成人して体現化したのでしょうが、マジびっくりでしたね(◎_◎;)
そういうネイサンだからこそ、merry*2さんがおっしゃる通り、男性にも理解してもらえるフィギュアにしたいと願い、その一環として衣装にまでも強いこだわりを持つに至ったのかも知れません。彼はこうと決めたらとことんやり抜く凝り性なタイプなので、全身全霊で自国に於ける男子フィギュアのイメージアップに取り組んできたと思います。そしてその成果は着実に出てきている。衣装も含めたネイサン・チェンというトータルパッケージのブランドが、米国、更にはフィギュア界全体に、今までにないタイプの男っぽいフィギュアを紹介し、じわじわと浸透させていっています。ただ勝ちに行くだけではなく、自分の人気、影響力をどう使えばフィギュア人気に結び付くかを常に考えてきた。ネイサンに於ける実力と人気の関係を論じる場合、これは重要な部分だと思います。
また長々と書いてしまいましたが、ポイントはmerry*2さんが既に網羅して下さっており、私も同感ということです。
余談として衣装の好き嫌いですが
正直いって私、ヴェラさんのデザインはあまり好きじゃないんです(ごめんなさ~い
)。黒棒も一昨年のスタトレ風ペラシャツも、なんか違うなあ、シンプルにするにしてももうちょっと別なアプローチがあるんでは?なんて思いながら見てました。もちろんネイサンの事だから、ひとたび演技が始まればそんなのどうでも良くなるんですが。ええ、本当別にどうでもいいんですが~ががっ![]()
。ヴェラさんデザインの衣装は、ライサチェクのもケリガン女史のも、ひいてはあのクワンさんのさえも余りいいと思わなかったので、多分私、彼女と好みが合わないんだと思います。
対して、今シーズン(あれ、もう昨シーズンか?)のは、私的にはもうめっちゃどストライク![]()
でした。
ショートは上着あった方がいいのは確かだけど、なくても全然OK。こういうシンプルさを私は求めていた!!な~んて![]()
フリーに至っては演技と共に衣装もレジェンド級。以前某コメレスでも書いたけど、シェイ・ワードローブ・コレクションとでも称して是非ともシリーズ化して欲しいと思いました。
・・まあ、それは無理そうなので、来季のコスがどうなるか、正直全く読めない。不安と言えば不安ですね![]()
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私個人としてはひと頃は王子様タイプに憧れてフィギュア観ていたくらいで、キラキラ衣装も嫌いではありません。男らしさだってミニマリズムだって綺麗な衣装ででも充分表せると思うので、ネイサンにもうちょっと華やかなのも着て貰いたいと思わないではないです。ターゲットするイメージが定着して遊べる余地が出てきたと感じたら、そういうのに手を伸ばすネイサンも見れそうな気がするんだけど。如何せん、彼の現役期間は多分もうそんなに長くない
。ネイサンがフリルを着た菩薩に変貌する展開は、残念ながらどうやらもうなさそうにみえます。
だけど、その代わりに多くの男性ファンがサッカー観戦のノリでフィギュア応援するようになってくれたら・・・スケオタ界隈にも待望の新風が吹き込むと思う。だから我慢します。
(頑張れネイサン&しょーま
)
merry*2さん、お陰様でまたタップリ御託を並べる事が出来ました。
有難うございます![]()
これからもご意見たくさんお聞かせください
(というか、是非ブログ書いてください![]()
)