羽生君がスケカナで前ワールドのネイサンに近い点数を叩き出したせいで、俄然二人をライバル視して煽る傾向がまたまた強まったようですね。

ネイサンが次の仏杯で羽生君の挑戦にどう応じるか、と期待する向きも多いようですが、そういうのは一切無視してひたすらマイペースでと心から願ってます。この時点で羽生君が300出そうが400出そうがマジ知ったこっちゃありません。

いや、言われなくてもネイサンは動じないと信じてますが、彼も人間だからあまり周りが煽ると多少影響されることもあるかなとちょっと心配なんですよ。

 

まだ新プロのお披露目が終わったばかり、スケアメでの結果は予想を遥かに上回る好成績でした。理想的なスタートだと思います。仏杯も同じような結果になれば上出来です。もちろんスケアメで上手くいかなかった箇所の改善は目指すでしょうが、それだけで充分。

 

また一つネイサンのインタが出てますね。

ロシアのジャーナリストさん達頑張ってくれてますラブラブ

 

Any sport is a story about how to get better day by day

 

これも凄く良いインタで、ロシア人って深いからなあと感心しつつ読んだのですが、ちょっと胸が痛くなる部分がありました。

それを主に語ってるわけでは全然ないんだけど、言葉の端々に学業とスケートを両立することの大変さや独りで練習することの辛さが窺い知れるインタです。

弱音は一切吐かず、いつも明るく肯定的な姿しか見せないけれど、やはり彼のやってることはとてつもなく困難なことなんだと改めて思わされました。

ヴィンセントが全米まで試合を休んで学業に専念する旨決めたそうですが、本来そういうやり方こそ両立する上での正道ですよね。アイビーリーグの大学と両立するとなれば出る試合を厳選して一部切り捨てるのも致し方のない事。ネイサンみたいに試合もショーも出ずっぱりなんて気違い沙汰と言うべきです。顔には出さないけど、かなりぎりぎりの限界で綱渡りしてるのは間違いありません。

 

彼が学業との両立を発表した時、大半のファンはそんなの無理だろうと思った。休学までの2年間は優勝戦線から脱落しても仕方ない、と心の準備さえしました。ところが、ネイサンが調子を崩したのはごく最初だけ(その時でも連勝記録は伸ばし続けた)で、その後はご存知の通りです。

人間ってのは良い事にも悪い事にもすぐ慣れちゃうんですね。最初はびっくりしていたけれど、いつの間にかそれが当たり前になってしまった。

白鳥が水面下でどれだけ必死で水を掻いているかなんて、ゆったりと浮かんでいる優雅な姿を見たら忘れちゃうもののようです。

 

これまでは、まあそれでも良かったのかも。

でも今後は一試合ごとに勝った負けたの大騒ぎが待っています。

周りの思惑など一切シャットアウトして、自分の出来る事を一つ一つクリアしていく、それだけに集中して欲しい。

今は負けてもいいんです、ただひたすら身体を壊さないように、なんとか無事にあと1シーズン生き延びてください。

 

羽生君との本当の勝負は貴方がフルタイムになってからです。

羽生君も、パートタイムの学生にあまり大人げない挑発はしないでくださいね。

まあ、こんなこと言うのは羽生君が強くなったればこそですのであしからず(笑)