私はネイサンのファンなので

 

ネイサンは遅かれ早かれ羽生君を倒さざるを得なくなり、その時必ず羽生ファンから激しく叩かれる。

それが私の心配事だった。かつてのパトリックみたいサンドバッグ状態にだけはなって欲しくない。だからなんとか最小限度守れるファン層が出来て欲しいとそれだけを願っていた。

好き嫌いは別として羽生君が不世出のメガスターなのは間違いない。彼を超えるスターはフィギュア界にはもう決して現れないだろうと確信してたし、だからこそそういう超特な存在を引退に追い込まねばならない立場のネイサンってなんて不運な、気の毒なと思っていた。

 

が、世選→国別と流れを追ううちにあれっとなってきたんだ。

もしかしてネイサンって・・・??

 

ターミネーターって映画あるよね。

あれの2作目でシュワちゃん演じる元祖ターミネーターを超える強敵を創作する必要が出てきた。が、シュワちゃんより強そうな俳優なんてちょっといそうにない。いっそシュワちゃんの二役でいこうかなんてアイデアもあったらしい。

が、そこで閃いた天才的発想の転換!!

新ターミネーターT-1000を演じたのはなんと、全然普通で目立たない小柄で華奢な優男ロバート・パトリックだった。

流動金属で作られたという設定の新ターミネーターは表情ひとつ変えず淡々と天下のシュワルツェネッガーを叩きのめす。ロバートの端正な無表情にどんどん凄みが増していく様は圧巻だった。彼の前にはシュワちゃん自慢のマッスルも何の役にも立たない。

あのシュワルツェネッガーに迫力勝ちした唯一の存在。

T-1000は映画史上最高の悪役だと思う。

 

同様に・・(笑)

羽生君は彼のタイプを極限まで極めているから、同じやり方で彼に勝てる選手などもう絶対に現れないと断言できる。

でもネイサンはとことんタイプが違う選手。そもそも羽生ファンが愛でる羽生的美要素なんてほとんど皆無。コアな羽生ファンがネイサンの良ささっぱりわからんと言うのも理解できる。

だけど・・才能はむろんだが性格、腹の座り具合、天運を呼べる意志力みたいなの?これを羽生君に負けないぐらいネイサンも持ってるんじゃないかと思えてきた。

華やかな羽生君と違ってぱっと見にはわからないけれどじわじわ見えてくる。

羽生君が顕教ならネイサンは密教。

でも運勢を味方につける手腕は負けていない。

 

国別に直前一人でふらっとやってきて、体調がすぐれずさり気なくゲロったりしながら、SP、FS、EXそれぞれを限界点見極めながらやりこなし、応援なんかもサボらずやるべき事全部地味にやり遂げて、次のスケジュールが詰んでるからって誰よりも早く去っていった。

おまえ月光仮面かよ(;^ω^)

というネイサンをみてこれはただ事ではないと思った・・のは多分私一人ではない。

 

これはもしかしたら、天下の羽生結弦さえも前座にみえるほどのとんでもない怪物に成長するんではないかという・・予感。

 

まあ、彼がどこまでフィギュアに賭けるか次第だけどね。

平昌で優勝してたらあの時点で辞めてたんだし・・・(;^_^A